南禅寺本坊 | 烏丸ママのブログ

南禅寺本坊

南禅寺大玄関
こちらは京都市電が廃止されるとき、軌道の敷石が
寺社を優先に払い下げられ、一番くじを引き当てたそうです。

拝観するか、ちょっと迷いましたが、

お茶席に行ってみることにしました。

 

庫裏を入ってすぐ右手のお部屋は

お抹茶を頼んだ人だけが入れます。

あんこの入った落雁は「南禅寺」と入っています。

 

この眺めが見たかったのです。

 

能登地震の義捐箱がおかれていました。

托鉢でも回れたようです。

頭陀袋にその旨が縫い付けられています。

(普通にずだぶくろって使いますが、もともと托鉢に使用した袋)

南禅寺界隈(だけでなく)は加藤造園さんが幅広く

手がけておられます。

如心庭

(当時の管長から「心を表現せよ」と言われて作庭された。)

 

六道庭

六道とは天界、人間界、修羅、畜生、餓鬼、地獄の世界。

 

南禅寺垣と華厳の庭

 

龍吟庭

 

肝心の方丈庭園を取り忘れたので

過去画像より

虎の子渡しの庭

大方丈(国宝)

正親町天皇の御所だった建物で、

狩野元信と狩野永徳の襖絵が収められています。

近年レプリカになりましたが、北側の小方丈の狩野探幽と

永徳の襖絵はオリジナルが残っています。

ここの絵は文化財指定は受けていないのかな???

レプリカにするのもお金がかかるから。。。

というお話をどこかのお寺で聞きました。

ここがどういう方法で複製されているか知りませんが、

最近はキャノンの高精細の複製が多いです。