雪舟伝説 | 烏丸ママのブログ

雪舟伝説


雪舟伝説展に参りました。
予習はバッチリです。

国宝6点は個人としては最高。
それが勢ぞろい!
この看板の山水絵巻は長さ16mあり、
いろんな人が模写しています。

なんだけど、意外にも空いています。

ベトナムご飯の友達に感想聞いたら

「私に水墨画は難しい」

とのことでした。

私はとってもよかったです。

雪舟展ではなく、雪舟伝説とタイトルがついているのは、

後世の画家がいかに影響受けたかってことが

ポイントだからです。

師はいなかったとされる伊藤若冲ですが、

そっくり。

左の鶴が雪舟、右は若冲


この時ツツジは五分咲きかな。


最初は雪舟の国宝、重文の数々

後半はその後継者たちと、

一見関係なさそうな人も雪舟をモデルに描いたという展示でした。

雲谷等顔は雪舟三世

長谷川等伯は雪舟五世。

江戸時代は八世とか十世とか、いろいろいました。


面白いのは富士山の絵。

雪舟そっくりの構図で、いろんな画家が描いています。

曾我蕭白は虹を描いていて、

思わずぷぷぷ😆と思いました。

日本画で虹見たの初めて。

司馬江漢は西洋かぶれで、油彩を描いていますが、

雪舟が富士山描いたのはここだ!

って、同じ構図を描きました。

私が思ったのは、狩野松永徳も?

雪舟の上に飛んでいる鳥と


国宝花鳥図の鳥が似ているなあと。


名古屋城御殿の探幽の雪梅と雪舟も似ているな

と、思いました。

みんな大好き雪舟だということが

わかった展覧会でした。