大徳寺涅槃図 | 烏丸ママのブログ

大徳寺涅槃図

昨日はお釈迦さまが入滅された日で

涅槃図が掛かるので、大徳寺にお参りしてきました。

昨日はあまりお天気がよくなくて、

写真を撮り忘れたので、

過去画像です。

2月15日に涅槃会を行うお寺と、

3月15日のところがありますが、

大徳寺は2月15日に重要文化財に指定されている狩野松栄の涅槃図がかかります。

例年は外からお参りするだけですが、

今年は京の冬の旅で法堂、仏殿の特別公開が行われているため、

中で見られるのは今年しかない!

と、拝観してきました。

雨で暗い…

けど、そばによって見ることができました。

昔は陰暦なので、15日は満月だから満月が描かれます。

よく描かれる摩耶夫人は描かれた時代が古いからか

おられません。

ただ左手の沙羅の木に摩耶夫人が投じた薬袋はあります。

(投薬の語源)

昨日今日だけの展示なのに

ちゃんとガイドさんもお話してくれました。

友人が「上に描かれているのは海ですか?」

と、尋ねたら、横にいた拝観者の方が

「海が描かれるときは、だいたい下の方に描かれます。」と、言ってました。

その方は法堂の探幽はそこそこに、こちらに直行されていたので、涅槃図目当てに来られたのだと思います。

東福寺、本法寺と並んで三大涅槃図の一つです。


写真がないので、これは去年の大雪の日の

大徳寺三門

一階は一休さんに帰依していた宗長の寄進、

2階が千利休の寄進によるもので、金毛の獅子から 金毛閣と名付けられました。

こちらが涅槃図の掛けられる仏殿


こちらが探幽の天井龍の法堂

過去画像探していたら、建仁寺やら、東福寺やら建長寺、聖福寺とか似たようなのがいろいろ出てきて

あれ?どれや? 

と思いましたwww

禅宗寺院あるある…

去年の雪は、ずっと寒くて1週間ほど残ったのを

思い出しました。