すばらしい天皇陛下の基調講演
今日は天皇誕生日です。
天皇陛下は昨年6月25日国連「水と災害に関する特別会合」で
即位後初めて英語でご講演されました。
英語でこれだけのことを語られるのもすばらしいですが、
何より内容がすばらしいです。
東日本大震災のことにも触れられ、
被災者を訪問し、現地の人々と交流され、
寄り添っておられる様子が伝わってきます。
今でも家に帰ることができない被災者がいて、
復興途中であることも触れられています。
事例を示しながら、過去の震災の記録を後世に伝え、
社会全体の共有財産として、次の災害への備えとし、
災害に社会全体として助け合い、立ち向かってきたこと。
またコロナに対しても、協力し合うことで、乗り越えましょう
と、結んでおられます。
こちらに日本語の文章が載っています。
私の愛読漫画本に明治期に日本各地を旅したイザベル・バードの話があります。
この9巻の中で、イザベラ・バードは大雨による土砂崩れに遭い
陸の孤島と化した村に閉じ込められます。
食料が尽きる中、畳をめくると乾燥した芋の茎がでてくるのです。
イザベラは村の長老に会い
「このような災害にお力落としのことでしょう」
と言葉をかけると、
「山の恵みで暮らしているものが
山の怒りを嘆くなど、とんでもないことです」
と答えたのです。
そして日本人が災害と寄り添ってきたことをイザベラは感じます。
学生のころ、中東は砂漠地帯が多く、自然が厳しく争いが多い
とか、学んだ気がしますが、
日本だって災害が多く、なかなか厳しいですよね?
それでも争うことより、協力で乗り越えてきた気がします。
とはいえ、災害はないにこしたことはありません。