シアタードラマシティ「銀ちゃんの恋」見てきました。
つかこうへい原作「蒲田行進曲」は、
風間杜夫、平田満、松坂慶子で映画化されたのを
見ましたが、細かいところまで覚えていませんでしたが、
それが却ってよかったです。
銀幕の人気スター 倉岡銀四郎に入団13年目水美舞斗
マチソワしていた友人が会うなり
「銀ちゃん、カッコよかった~」と、言いました。
かなり個性的な衣装なのですが、それをスマートに
着こなすマイティ銀ちゃん。
その元恋人 小夏に入団3年目 星空美咲。
銀ちゃんの弟分で妊娠した小夏を押し付けられる
大部屋俳優のヤスに入団10年目飛龍つかさ。
銀ちゃんが主役というより、この三人が主役ですね。
あらすじ
「新選組」の撮影真っただ中の京都撮影所。人気俳優の倉岡銀四郎は、ライバル俳優の橘が自分より目立っていることが気に入らない。さらに、最大の見せ場である「池田屋の階段落ち」が、危険であることを理由に中止になろうとしていた。そんな中、恋人の女優・小夏の妊娠を知った銀四郎は、スキャンダルを避けるため、子分である大部屋俳優・ヤスに彼女を押し付ける。銀四郎を慕うヤスは、小夏と結婚して自分の子として育てることを誓うが……。
銀ちゃんは演技を感じさせない演技。
飛龍つかささんは個性的な脇役をよく務められますが、
今回は2回ソロで歌う場面があり、
伸びやかな声で聴きやすかったです。
自分の子でもないのに、出産費用を稼ぐため
スタントの仕事をたくさん引き受けるヤスに心惹かれていく小夏。
一番切なさを感じたのは星空美咲ちゃんの演技でした。
小夏とよりを戻したい銀ちゃんに向かって、
「銀ちゃんのことは好きだけど、ヤスを裏切れない」
「すきになればなるほど切ない」
ふり絞るような演技に心動かされました。
またヤスのお母さんの京三紗さんの演技。
歩くだけで、空気が違いました。さすが専科さん。。。
一つ気になったセリフが。。。
銀ちゃんが「お前泣いているのか?」、と聞かれて、
「男が泣くのはオギャーと生まれたときと、
母親が死んだときだけだ!」
と言いかえしますが、これはつかこうへいさんの気持ちなんでしょうね?
最後のクライマックス
舞台は池田屋のセットに中央には大きな階段。
ヤスは銀ちゃんのために階段落ちを引き受けるのですが、
階段から落ちて、動かないヤス。
救急車の音が聞こえて、暗転。
次のシーンが鯨幕が張られ、ヤスの遺影が!
(え、ヤス死んじゃったの!?)←映画の中身は見たけど覚えていない。
でも棺桶から出てきたのは電飾つきのギラギラ衣装の銀ちゃんでした。
その飛び出しっぷりもよかったです。
そして、にぎやかな大団円。
切なくも、楽しい公演で、あっという間の2時間半です。
カーテンコールのあいさつでは、水美さんは公演が終わってしまうのが
名残惜しそうでした。
カンパニーの中にたまたま2人も(舞月なぎささんと、涼香希南さん)
お誕生日の方がおられて、紹介されました。
挨拶もうまく、人気も実力もある水美舞斗さん。
次は大劇場公演での活躍を期待しています。
映画も見たくなりました。
みんなめちゃ若い。1982年制作ですから、40年前!10年がひと昔のわけだ。
千葉真一さん、真田広之さん、志穂美悦子さんも友情出演でした!
