横浜三溪園⑤旧燈明寺 | 烏丸ママのブログ

横浜三溪園⑤旧燈明寺

ブロ友さんで、京都検定1級合格者の菊蔵さんが
ときどき「京都のこれどこ?」クイズを出されています。
ちなみに前回がこちらでした。

① 京都市内及び府内には同名の神社が数社あります。

② 本殿には複数の祭神が祀られています。

③ 神社は現在地域の産土神ですが、

創祀当初はある寺院の鎮守社でした。その寺院は現在廃寺となりましたが、

建物は関東のある場所に移築されています。

④ 寺院の宝物は境内の収蔵庫にあり、公開されることがあります。

この方の出題傾向としては
京都市内ではない場合、南山城が多いのです。
南山城は奈良に近く多くの文化財があります。
今は関東のある場所に移築???
って、あそこじゃーん!
ということで、三渓園に移築された旧燈明寺三重塔(重要文化財)
やっぱり三重塔ってインパクトあります。
一番高いところに持ってきたセンスもいい。
重機のない時代にたいへんでしたでしょうに。
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南山城に古刹は多いのですが、
燈明寺は聖武天皇の勅願により、僧行基が開創。
その後、荒廃と復興を繰り返しました。
15世紀に天台宗の僧が復興し、この三重塔と本堂はその時代のものになります。
かなり古くてびっくりです。
塔は高いから落雷に遭いやすく、洛中で一番古い八坂塔が
1440年築でほぼ同時代です。
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写真の順番から行くと、三重塔から園内を見下ろします。
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同じく旧燈明寺本堂(重要文化財)
明治以降燈明寺は衰退し、第二次世界大戦後台風被害に遭いましたが
復興できず、解体保存されていました。
三重塔があった縁で、三渓園に寄贈され、
昭和62年に復元されました。
江戸時代に日蓮宗の寺となっていたため、本堂は改造がされていましたが、
密教寺院の様式に復元されています。
京都市内は応仁の乱以前の建物はほどんど残っていませんので、
これより古い建物は数えるほどしかないと思います。
 
菊蔵さんの問題を見るまで、寺宝が年1回公開されているのも
知りませんでしたので、ぜひ行ってみたいと思います。

追伸

前回 三渓園④のやのはら家のパンフレットが出てきたので
加筆いたしました。