宝塚に行きました③ 月組公演 | 烏丸ママのブログ

宝塚に行きました③ 月組公演

知り合いのお嬢さんが初舞台生で口上を述べられるとかで
月組公演に参りました。

いつもイメージに合わせた花が生けられています。

 

最初は久々の日本物のWelcome to Takarazuka

宝塚の日本物の特徴は(ほぼ)洋楽に合わせて

日本舞踊を踊るというところです。

最近日本物が少ないせいか、日本舞踊のレベルが下がっています。

その分ダンスのレベルが上がっているので、反比例するのかな。

能楽師の先生の話を聞いていたら、合点がいくんです。

その方は時々海外の演劇学部の学生の指導をされるんですが

演劇人だからみんな表現したがるのを抑えるのが大変と。。。

西洋のダンスは飛んだり跳ねたり、重力に逆らう。

しかし日本の踊りは重力に従い、腰を落として、少ない動きで表現する。

ゆっくりの動きで表現するというのが彼らにはかなりむずかしいと。

そしてこの公演は日本舞踊の名手松本悠里さんの卒業公演でした。

松本さんは初舞台が1957年 在団63年!

ホントに日本人形のような方で、海外公演には欠かせない人でした。

千本鳥居の装置も美しく、とてもすてきに舞われました。

 

☆  ☆  ☆

幕間は座席での飲食ができないので、ガラスの向こうの

川べりのテラスでランチタイム

暑くも寒くもなく快適な日でした。

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初舞台生の顔写真

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場に再入場するとき、初舞台生のお母さんにちらっとご挨拶できました。

地元だし、いろんな人が来られてお忙しそうでした。

そして二幕目がピガール狂騒曲

シェイクスピアの「十二夜」を下敷きにした喜劇

生き別れたそっくりな兄妹が巻き起こす喜劇という設定が同じくらいで

あまりシェイクスピアは感じませんでした。

「恋はまことに影法師

いくら追っても逃げて行く、こちらが逃げれば追ってきて、こちらが追えば逃げて行く。」

というくだりも出典は「ウインザーの陽気な女房たち」

場所はパリ ピガール地区にあるムーランルージュ

主役の珠城りょうは、借金取りに追われて男装することになるジャンヌ(男装してジャック)と

妹を探す兄ヴィクトールを演じます。

体格のいい珠城さん、どっちかというとジャンヌが女装に見えなくもないのだけど

男の時はビシっと、女のジャックのときは歩き方もしぐさも丸いです。

ヒロインのガブリエル(美園さくら)は、夫(鳳月杏)のゴーストライターに嫌気がさし

夫を捨てて、ムーランルージュの舞台に立つことになります。

美園さんのせりふまわしは好きではないのですが、

このガブリエルにはピッタリでした。

 

いつも月組さんに感じるのはカンパニーの良さです。

そして組長さんはじめ鳳月さん、風間柚乃さん

コメディエンヌがそろっています。

いろんな場面でまわりから笑い声が漏れて

とても楽しい舞台でした。

月城かなとさんの髭の似合いっぷりは轟悠さんを思い起こし

とてもしぶかったです。

 

劇の最後はジャンヌとヴィクトールが登場し

「あれ珠城さんが2人!?」って

客席はびっくりするんですが、ちゃんと影武者がいて

声だけ珠城さんの吹き替えでした。

サプライズのせいか、プログラムにも載っていないし、

影武者の蒼真せれんさんの出番表にも載っていませんでした。

 

どこの組でも思うことですが、

みなさんコロナの間レッスンを受けたのか

歌唱レベルがあがっています。

チケットが結構残っているようです。
最近見た中で一番面白かったので、ぜひご覧ください。