洛中洛外に見る祇園祭と御霊祭 | 烏丸ママのブログ

洛中洛外に見る祇園祭と御霊祭

たまたま洛中洛外図屏風のことを書いたのですが、
昨日NHK「国宝にようこそ」という番組で
洛中洛外図屏風の祇園祭が取り上げられていたと
木蓮さんからコメントいただきました。
NHKプラスで見てきましたが
ちょうどこのあたりが取り上げられていました。
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長刀鉾が南に向かっている。。。(今は四条から北に行きます。)
と、書きましたが、
番組によると、
街はずれに向かっているそうです。
つまり疫病をもたらす悪霊をよそに送る
ということなのだそうです。
お囃子には神を動かす力があるそうで
悪霊を追い払うために欠かせないものだそうです。
 
永徳の洛中洛外図に描かれた祇園祭のもので
現存するものは何か?
ということで
上の絵に描かれている長刀鉾の長刀が
テレビで紹介されていました。
今巡行に使われている長刀の一代前のもので
江戸初期まで使われてから
大事に保管されています。
神職さんが魂を抜いたあと、
取り出されました。

船鉾(昨日大船鉾と書いたのは間違いでした。)
赤い髪が龍神
お侍さんみたいなのが、鹿島と住吉の神様
中にいらっしゃるのが神功皇后
この神功皇后の神面は今も使われています。
パソコンの方は見られると思いますが、
ヘッダーの船鉾の写真にある赤い髪が龍神さんで、水先案内人です。
 
この絵が描かれた1565年というと
天文法華の乱から30年
家々の屋根には青竹が置かれていて
新築されたことを表しているそうです。
ちょうど復興されたころだったのですね。
左の家は青竹が見えますが、右の家にはない。
約2cmの人の着物にも模様が描かれて
これだけでも何時間かしゃべれますと、学芸員さんがおっしゃっていました。
 
こちらは御霊祭です。
一番古い。。。て、考え方はいろいろあるんですが、
御霊会から始まったお祭りで、洛中最古の祭と言われています。
鉾の巡行は今も行われていますが
このような鉾差しは昭和30年代ごろに途絶えてしまったようです。
蓬莱鉾に龍鉾
このあたりはすでに洛中洛外図が描かれたころにあった鉾です。
絵に描かれている鉾はこれらかもしれません。
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今は台車で巡行しています。
よくぞ焼けずに受け継がれてきたものです。
 

おまけ

上賀茂神社

応仁の乱の時期だけに門があり

社家町の防御設備があったようです。

 

京都御所

今はもうない上御霊神社と下御霊神社の御旅所が
向かい合わせで描かれています。
 
8月19日に放送があるそうですが、
BS4Kです。
私はNHKプラスに登録して、見てきました。
NHKプラスはNHKに加入している人なら
スマホのアプリで、1週間見逃し配信が見られます。

洛中洛外図屏風の詳細を見たい方は
米沢市の上杉博物館のサイトをご覧ください。
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/rakuchyu_rakugai.htm