舞台三昧⑶ ファントム
芝居三昧の3日目は梅田芸術劇場 ファントム
一足先にヒットした「オペラ座の怪人」と同じガストン・ルルー原作
何度目かの再演ですが、私は初めてでした。
通路側に席だったのことに安堵いたしました。
これで何かあれば脱出できますから。
ファントムに城田優くん
今回は主演の上に演出もしているそうです。
前回見た城田くんのトート(「エリザベート」)がよかったのと、
以前隣人のお嬢さんが学校から
ファントムを見に行って、城田君かっこよかったと
言っていたという話を聞いて、城田君を見に行きました。
ヒロイン クリスティーヌは昨年宝塚を退団した
愛希れいかさん
幕が上がる前から、ロビーでストリートオルガンが演奏されたり、
客席を出演者が歩いたり、パフォーマンスが始まり
期待が高まります。
こちらの方が父と息子の関係に重きが置かれています。
無名の新人クリスティーヌにファントムが歌のレッスンを
するあたりは『オペラ座の怪人』と同じです。
泣かせるのはこちらのファントム
殺人者 ファントムを追う警察
警察の目を遠ざける元劇場支配人キャリエール
キャリエールもファントムも同じ女性の面影を
クリスティーヌに見ます。
それはファントムことエリックの母
実はキャリエールはエリックの父だったのです。
息子を愛するキャリエール
しかしクリスティーヌには今すぐ逃げなさいと忠告
自分の息子が殺人者なのを知っているから。
警察に撃たれたエリックは
最期はキャリエールの手にかかって死にたいと言います。
そして警察に追われるエリックにとどめを刺したのは(撃つんですが)
キャリエールでした。
私が重ね合わせたのは、初公判の始まった元農水省次官の事件でした。
あの事件と同じ構図じゃないかと。
父は息子を大事に思っている。
しかし、一方で何をしでかすかわからないと恐れている。
この子の命を終わらせるのは自分だと結論づける。
一つだけ違っていたのは息子が父の手にかかりたいと
思っていなかったことですね。
いずれにしても、悲しいやるせない結末でした。
城田くんは圧倒的な存在感でかっこよかったです。
子供っぽさを残したエリックがオタクぽかった。
愛希れいかさんは宝塚時代より歌がうまくなりましたが

