人間の尊厳 | 烏丸ママのブログ

人間の尊厳

西城秀樹さんがお亡くなりになりました。
私の世代で男性アイドルというと新御三家 
西城秀樹、野口五郎、郷ひろみ
私の中では西城秀樹さんが1番好きだったかな。
闘病生活が長くホントに大変だったと思います。
ご冥福をお祈りします。

葵祭の路頭の儀がすみました。
御蔭祭12日の下鴨神社

こんなにお天気のよい12日でしたが


翌13日は大雨で今宮神社の氏子さんたちずぶ濡れでした。
太鼓の音が聞こえて牛車が通ったので
え~!こんな中祭列?!
と思いましたが、
おかえりなので、仕方ないんですね。
稚児行列とかはなかったみたいです。

前置きが長くなりましたが、
≪紫野≫という冊子に載っていた認知症介護体験記が
とても心に響いたので紹介します。
認知症の介護職に就いていらっしゃる方の体験記です。
何よりも感情が大切だということです。
おでかけをして、おいしいものを食べても覚えていない。
「え~もったいない!」
と、その方が言うと、主任さんが
「何処に行ったとか、何をしたかは忘れていても
気分がいい、この人は私によくしてくれる、
大事にされている、そのいう感情は残るんですよ」
と、言われたそうです。
またこの方がよく注意されたのが、
しゃべりすぎと声の大きいことだったそうです。
できるだけ聞き役に徹する。
会話が続かなくても、待つと、
相手の言葉が出てくることもあります。
また声が大きいと相手が不快になることがあります。
人間はスクリーニングという機能があり、
自分に必要な音は聞こえるけれど、
必要のない音は無意識に消去しているそうです。
例えば、車やテレビの雑音があっても寝ているけれど、
赤ちゃんの声がすると、お母さんが目を覚ますということです。
認知機能が衰えると、スクリーニングができなくなり、
大きい声は雑音になるということだそうです。
(発達障害の子が耳栓をするというのは
このスクリーニングが機能しないのかもしれませんね。)

また根本的な認知症は治らないけれど、
道に迷ったり、お財布を盗られたという妄想などの
周辺症状は緩和することができるそうです。
もし、「お財布がない」
と、言われたら、
一緒に探してあげたり、
お金がないことに不安を感じていらっしゃるなら、
いくらか持たせてあげるとよいそうです。
家にいても家に帰るという方には
近所を一周してみてください。
また家族の方は100点を目指さず60点を目指してください。
がんばりすぎると続きません。
介護サービスを試みる事です。

また高齢者の自殺は意外なことに
家族と住んでいる方に多いそうです。
厄介者扱いされている、疎外感がある
そう思われるのでしょうか。
できることをしてもらう。
洗濯をたたむとか、後片付けとか、
得意なことを教えてもらうとか。
役に立っているという感情が生きる力になりますね。
また
できるだけ短い言葉でゆっくり話しかけるといいそうです。
外国語で話しかけられたときのことを想像して下さい。
ゆっくり話してもらうと、わかることもありますよね。

認知症の老人だけではなく
日頃の生活に役に立つ言葉でした。
尊厳の尊重というのはこういうことなのだ
という具体的なお話でした。
新潟の女児殺人についても
人間の尊厳が踏みにじられる行為です。
何度も映し出される女児の姿が
正視できません。
優生保護法下の不妊手術にしても
人間の尊厳とは何か
改めて考えさせられることが多いこの頃です。