初めての壬生狂言 | 烏丸ママのブログ

初めての壬生狂言

いつだったか節分に息子と壬生寺に行きましたが、
狂言には興味がないと言いましたので、
初めての壬生狂言です。
ゴールデンウイーク中に行われますが、
最終日の5月5日のみ午後6時から夜の部がありました。
夕暮れ時に遊ぶ子どもの姿
沖田総司もこの境内で子供と遊んだのでしょうか
とか思いながら、開場を待ちます。

あいにく中は撮れませんので

演目だけ。


結願式は僧侶が読経をし、紋付姿の演者が並びます。
改めて壬生狂言が勤行で
地蔵菩薩に奉納されるものなのだということを感じました。
壬生狂言を見ていくときに、
暮れていく日がまた素敵でした。
夜の10時までということで、
最初の二演目≪本能寺≫と≪大原女≫を見ました。
壬生狂言は笛や太鼓はありますが、
謡のない無言劇の仮面劇です。
もちろん≪本能寺≫は
織田信長が濃姫や小姓の森兄弟といるところを
明智光秀に急襲されるという話です。
最初出てくるのは僧侶と小坊主です。
小坊主さんも面をつけていますが、
小学3年生くらいの子でしょうか。
ワンテンポずれる子がいてかわいかったです。
私は意外と光秀さん好きなんですが、
光秀さん悪人ヅラの面です。
濃姫も登場します。
がっちり体型ですばらしい長刀の使い手でした。
濃姫についてはあまり史実がはっきりしていませんが
どんな方だったのでしょうね。

≪大原女≫は時折クスクスと観客から笑いのもれる大変面白いものでした。
旦那が供を連れて花見に来ると
娘3人を連れた大原女がやってきます。
母親は老婆と書いてありますが、
年頃の娘を連れているわけですから、
きっと今の私の年代なんでしょうねえ。
立小便するなどとんでもない太った老婆です。
旦那のお伴が道化役でとても面白い。
旦那は2番目の娘を気に入ってしまい
ひっぱるので、母親はこの娘をいったん連れていき
着物を娘と取り換えます。
それと知らない旦那は娘の着物を着た母親を連れていき
顔を見てびっくりというオチがつきます。

私はここで帰りましたが、
このころからやってくる観客も多く
日が落ちてからは気温も下がり
毛布持参でやってこられていました。
次回は私も遅い演目を毛布持参だ参りたいとおもいます。