『風の電話』 | 烏丸ママのブログ

『風の電話』

岩手県大槌町の『風の電話』が
『世界一受けたい授業』で紹介されていました。
従兄を亡くした男性が
「線ではつながらないから、風に乗って話したい」
と、使わなくなった白い電話ボックスを譲り受け
線のつながらない黒電話を置きました。
そこに起こった震災。
大切な人を亡くした人たちが次々とやってきて
語りかけます。

小学生の孫はおじいちゃんに。
「返事が聞こえるような気がする。」

両親と妻子を亡くした男性は
「なんのために生きているのか、わからなくなる。」
と悲痛な声を上げます。

つながっていない電話のダイアルを回す人も多いです。
亡くなったご主人に話しかける年配の女性は
「自宅の電話番号です。
今はもうないけれど。」

大槌町は行方不明でいまだみつからない人も多いそうです。
「どこでもいいから、生きていてくれ」
遺体が見つからなければ、生死さえわかりません。

中には1時間以上かけて来る人もいます。
風の電話に来るのは、男性が多いそうです。
女性はおしゃべりする相手が多いからでしょうか。


電話だから、姿が見えなくても当たり前なんですよね。
だから、よりつながりやすいのかもしれません。
姿は見えなくても
つながっているんですよね。




いもとようこさんの絵本もあります。
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