松尾寺
以前行った松尾寺です。
タイミングを逸してしまって、紅葉の時期にアップしようと思っていました。
福井県と京都府の境に位置する青葉山(若狭富士)の中腹にあります。
海洋信仰と山岳信仰が融合して、松尾寺は708年に建立されました。
西国三十三番札所で唯一馬頭観音をご本尊としています。
仁王門の仁王さん、悲しいかな、パネルです。
ちなみに先日お参りした愛宕念仏寺は強化プラスチック製でした。
修復後、仁王門に置いたら、環境の変化で
あっという間に傷んだからということでした。
京都の美術院で修復を終えてからは
ここも実物は宝物殿におられます。
バラバラのパーツにされ修復されたそうです。
もしかして、もしかすると、快慶か運慶?
と、期待したそうですが、もう少し後の時代の慶派だということです。
一番栄えたのは鳥羽天皇が行幸されたころで
六十五もの寺があったそうです。
度重なる火事で衰退しましたが
細川幽斎や京極家に再興され
今の本堂は享保15年の建物だそうです。
田舎のお寺には不似合いのりっぱな宝物殿が右手にあります。
創建1300年で宝物殿が建てられるまでは
寺宝は東京、奈良、京都の国立博物館に預託されていたそうです。
鳥羽天皇寵妃美福門院の念持仏だったといわれる
普賢菩薩像は国宝
快慶作の仏像はじめ5つの国重要文化財があり、
春秋に公開されています。
宝物殿が閉まっていまして、
下の庫裏?でお声かけすると、
ご朱印を書いていた方がご住職を呼んでくださり、
自らご案内いただきました。
あまり長く展示すると傷むので、
1ヶ月ごとに画は入れ替えていて
私が見たのは普賢菩薩ではなく、重文 孔雀明王像でした。
精密な復元模写も奉納されていました。
仁王さんも阿形と吽形のおなかのふくらみが違うと
(息を吸っているか、吐いているか)
教えていただきました。
快慶の阿弥陀仏は割と小さいものでした。
本堂(1730年)
鳥羽天皇お手植えとも言われる大銀杏
細川三斎(忠興)お手植えの三斎杉もあるそうです。
これかな?
神仏習合の時代の名残
青葉神社
あまりお参りされていないっぽい。
祭神は丹後国造海部氏の祖・
検索先の『丹後の神社』から
旧村社。祭神は、笠津彦・笠津姫。相殿に白山神・富士山神・熊野神・金崎神。金峰(蔵王)神も祀られている。 旧祭日十月十七日。現在は十一月三日。崇敬者戸数32。
とありますが、10年前の記事なので、戸数はもっと減っているかもしれません。
ここが青葉山への登山口になります。
どこにでもある日本の風景
昭和58年には皇太子(当時浩宮徳仁殿下)もお越しになったとか。
最寄の松尾寺駅からは歩いて50分ですが、
どうぞお参りください。
(私は車でしたが、歩いている人いました。)










