鳥羽地蔵 恋塚 | 烏丸ママのブログ

鳥羽地蔵 恋塚


六地蔵のひとつ鳥羽地蔵こと浄禅寺です。
8月21日から23日まで六地蔵めぐりがおこなわれます。

六地蔵はそれぞれのお寺が離れているので、
バスツアーの人が参拝されていました。
修復されたばかりで、とてもきれいな色のお地蔵さまでした。
上善寺もそうですが、比較的大きな仏さまです。
本堂にはご本尊の阿弥陀如来様がお祀りされているのですが、
気になったのは、その横にあった女性の御木像。
袈裟御前でした。
そして門の前には《恋塚》と書かれた碑が。。。


言われが何か気になりますよね?

そこで、あの話か!?
と思う方もいらっしゃるのでしょう。
私は教科書以外の古典はホントに知らないのですが、
平家物語にも、源平盛衰記にも、芥川龍之介や
長唄にも上方落語にもあるらしい
有名な袈裟御前の悲しい話です。

浄善寺は平安末期 文覚上人の開基と言われています。
文覚上人は北面の武士で、俗名を渡辺盛遠と言いました。
渡辺の橋が完成し、鳥羽離宮の警護にあたっていた盛遠は
従兄弟で同僚の渡辺渡の妻 袈裟御前に心を奪われます。
盛遠におどされ病を装った母を
袈裟御前が見舞いに訪れます。
袈裟御前は事情を察し、
盛遠に夫の首をかくことを依頼します。
夫婦の寝室に押し入り、
打ち合わせ通り濡れ髪を目印に、盛遠は渡の首をとりますが
月明かりの下、それをよくよく見てみると、
袈裟御前だったのです。

つまり盛遠の思いを止められないと思って
自ら死を選んだのですね。
あ、映画 地獄門 はこの話がモデル?
それも見たことなかった。。。

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