葵祭に見る源氏物語 | 烏丸ママのブログ

葵祭に見る源氏物語

「いつになってもいいから、これ読んで」
と、友人に押し付けられた田辺聖子の源氏物語
新源氏物語 (中) (新潮文庫)/田辺 聖子
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葵祭が終わったばかりだったので、おもしろかったです。
光源氏が勅使をつとめたので
賀茂祭を見物に行った六条御息所と葵の上
車を停める場所で争いがおこります。
源氏が勤めた勅使 近衛使
後半では(元)頭の中将も近衛使をされています。



光源氏一行は住吉神社に願ほどきに参ります。
神前で舞われるのが求子(もとめご)
陪従べいじゅうが演奏し、
若い上達部たちがいっせいに右肩を脱ぐ
葵祭社頭の儀では求子が舞われます。

この背中向けている人が陪従

衣装の描写が細かい細かい。
女君たちが演奏する宴で、
女童たちにかわいらしい衣装を着せます。

紫の上の女童たちは、赤色の上着に桜がさねの汗衫(かざみ)
薄紫の袙あこめ、浮紋の表袴、つやだしの紅の下衣

上の写真の女童は着ていませんが、
騎女むなのりおんなが、袙あこめの上に汗衫かざみをつけているそうです。


色の表現も全然今と違うのでわからない。
縹はなだいろとか、蘇芳とかむずかしい。

風俗博物館では、
光源氏の六条院が再現されています。
六条院に帝と上皇が行幸され、宴が催される場面
(ときどき入れ替えがあります。)

風俗博物館は西本願寺と東本願寺の間にある
井筒法衣店の中にあります。
平安衣装をつけてみることもできます。
小さい博物館ですが、一度行ってみるといいかも。

古典で習う源氏物語は一部を取り上げて
現代和訳するだけで、よくわかりませんが、
全体を通して読むと面白いし、
人物の描写がすごくうまいと思いました。