二人三脚 | 烏丸ママのブログ

二人三脚

京都新聞 日曜版
《18歳の風景》という連載があります。
生きづらい今の子供たち(というか、18歳はもう大人?)
を取り上げています。
カズキくんは、ちょっとしたことで不登校になったそうです。
野球少年でクラブチームに入ったものの、
指導が厳しくて、ほめられることもなく
やりがいや自信が消えていった。
夏休み明け、金縛りにあったように布団から起き上がれなかった。
「行きたくても、行かれへん」
ストレスによる湿疹が体に広がり、
「外に出る」と考えるだけで腹痛に見舞われる。
力を振り絞って登校すると、
同級生の視線が突き刺さる。
「まさか自分がこんなふうになるなんて。」
「何のために生きているんやろう。」
うんうん、わかる。

でも一番共感したのは、次の部分。
高校1年生の冬、通信制高校に編入。
高校のカウンセリングを受け、
鉄道の運転士になりたかったことを思い出した。
「卒業したい」。
足りなかった単位を取り戻すべく、
無我夢中で勉強した。
今年2月全単位を取得して
母に告げると、無言で号泣した
いつも明るくふるまっていた母が、
不登校だった7年間、
ずっと気にかけてくれていたのだと知った。


子どもたちは自分が苦しいから
親の苦しさに気づかなくても仕方がない。
母親は自分のつらさを隠して、子どもの前で明るくふるまう。
子どもがトンネルを抜けたとき、
母親の押し殺していた感情が噴出する。

不登校の子どもの母親はいつだって二人三脚だと思います。