平和教育 | 烏丸ママのブログ

平和教育

人質惨殺画像で平和教育しようとした、トンデモ先生もいるようですが、
川崎の事件もまたその影響を受けていると言われています。
殴られた上村君の友人が集団で抗議に来たことが
腹立たしかったと、犯人は言っているようですが、
年上のコワイ兄ちゃんに、自分のお兄ちゃんを連れて
抗議に行った友達たち。
勇気が要ったと思うし、このような結果になって
本当に心を痛めていることでしょう。

ところで、
今年は終戦70年で、いろんなイベントがありそうです。
図書館でピックアップされていたこの本
お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて―集団疎開の絵本 (日本のえほん (32))/奥田 継夫
¥1,404
Amazon.co.jp
読み聞かせにいいかなと、購入しました。
ホントに涙が出ます。
太平洋戦争末期、たくさんの小学生が集団疎開しました。
空襲を避けるため、親元を離れて田舎に避難するのです。
毎日毎日お寺で同級生たちと共同生活が続くのです。
最初は楽しかった友だちとの生活も
家に帰りたい気持ちがつのります。
だんだん食料が少なくなって、食べ物の奪い合い。
やっと家族との面会日
でも家族が帰ってしまうと、さらに寂しさがつのります。
そこに届いたのは、家族が空襲で全員死亡したという知らせ。
作者の実話です。

うちの母は縁故疎開といって、叔母の家に預けられたそうです。
第三者として話を聞くと、かわいがってもらっていたようですが、
母はさみしくてたまらなかった。
封印してしまいたい記憶のようです。
まだ私が小さいころ、祖母に言われたそうです。
「あんな小さい子どもを、よそに預ける気になれるか?」と。
祖母もつらかったのでしょう。

☆     ☆     ☆     ☆
もうひとつの
私のオススメは水木しげる先生です。
総員玉砕せよ! (講談社文庫)/講談社
¥745
Amazon.co.jp
戦記をたくさん描かれていますが
9割は実体験だそうです。
「生き残った者は全員玉砕せよ」という将校に
直談判に行く軍医のセリフ
「虫けらでもなんでも
生きとし生けるものが
生きるのは宇宙の意志です。
人為的にそれをさえぎるのは悪です。」
「だって、ここは軍隊じゃありませんか」
「軍隊?
軍隊というものが
そもそも人間にとって最も病的な存在なのです。
本来のあるべき人類の姿じゃないです。」


水木しげる先生は
戦場に聖書を持って行かれたそうです。
戦後日本の教育現場からは宗教色がなくなりましたが、
一般教養としての宗教教育は必要なのではないでしょうか。
死生観は宗教によって違うので、
特に医療に携わる人には必要だと思います。

以前日本でイラン人が身元不明者として荼毘にふされ
国際問題になったことがありました。
イスラム教では火葬は最大の侮辱だそうです。

以前保存していた記事に加筆したので、
話があっちやこっちにとびましたが、
グローバル化の時代だからこそ
平和教育と、宗教教育が必要だなっって、
思ったわけです、ハイ。