自閉症の人の感じ方 | 烏丸ママのブログ

自閉症の人の感じ方

病は気から
と、言われるように、
自律神経失調症をやその他体の不調が
かなりストレスと関係しているということで、
心理学の本を読むようになりました。
ストレスがたまると、
腰痛がひどくなったり、
喘息やアレルギーのある人はそれがひどくなったり、
持病がひどくなる経験は誰でもあるのではないでしょうか。
また
体の不調を訴える子どもの中には
発達障害の二次障害★である子が多く含まれる
ということもわかってきました。
★子どもが抱えている困難さを周囲が理解して対応しきれていないために、本来抱えている困難さとは別の二次的な情緒や行動の問題が出てしまうものを、二次障害といいます。
くわしくはコチラ

図書館で借りてきた本が面白かったので紹介します。
自閉っ子、こういう風にできてます! [ ニキリンコ ]
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高度機能自閉症(知的発達をともなわない自閉症)の
ニキリンコさんと藤家寛子さんの対談ですが、
こんなふうに物が見えたり感じたりしていたのかと
目からウロコでした。

たとえば私たち(定型発達というそうです。)がテレビを見ているとしたら、
目には他のものもうつっているけれど、
実際のとろこテレビしか見ていません。
無意識に情報を取捨選択をしているわけです。
しかし、この人たちは感覚が過敏だったり鈍感だったりするので、
すべての物が見えたり、聞こえたり、におったりするそうです。
お米のとぎ方が今日は一回少なかったまでわかるそうです。
雑音もみんな拾ってしまうので、耳栓が手放せないとか、
サングラスをかけたりしないといけないそうです。
また
子どもの頃、クラスメイトというのは学校に行けばいるので、
学校に付属しているものだと思っていたそうです。
みんなに家があって、そこから通ってきているなど思いもよらなかったと。
ところが、みんなも自分と同じように親がいて、家がある。
確かめるために、地図を眺めていろいろ想像をめぐらしたそうです。
今でも対談に同席している出版社の社長さんも
人間と思っていないというわけではないけれど、
会社の社長さんという存在であって、
普通に家庭がある人だという感覚があまりわかないとか。

この本を読んでいたときにおこったのが、
名大生による殺人事件。
おそらくこの女子学生も
まわりの人間にも家族がいて、感情があり
自分と同じように見たり感じたりする個人であるということを
理解できていないのではないかと思いました。

ここで誤解してはいけないのが、
イスラム教徒=テロリストでないのと同様
アスペルガー症候群=法に触れる行いをする
のではないということです。
むしろ多くの人が自分を過少評価してしまっているのではないでしょうか。

ニキリンコさんは
30代でアスペルガー症候群と診断されたそうですが、
長崎でアスペルガーの少年が子どもを殺した事件がおこり
とてもショックを受けたそうです。

《やりにくい子》と評価される子どもたちを
どうサポートしていくか
それが今の教育に求められていることでしょう。
きっとその子たちはニキさん(翻訳家)のように
才能をたくさん持っているはずです。

それにしても、昔にもこういう子がいたと思うんですけど
今が生きづらい時代ってことなんでしょうかねえ?