愛着障がいの具体例
昨日はとてもさわやかな一日で、運動会なども多かったようですが、
今日はしとしと寒い雨降りになりました。
昨日の比叡山
川辺の木々が少し色づいていました。
車窓より比叡山
先日紹介した
戦争孤児の研究から愛着障害が見出されたそうです。
幼少期に愛着形成ができなかった子供
つまり安全基地をもたなかった子どもは
将来、うつや不安障害、依存症など
愛着障害が原因となる可能性が高いということです。
筆者に感心するのは、実にいろいろな著名人に言及していることです。
母親との愛着形成ができていた斉藤茂吉
《みちのくの母のいのちを 一目見ん 一目見んとぞ ただに急げる》
《灰のなかに 母をひろへり 朝日子の のぼるがなかに 母をひろえり》
お骨を拾う茂吉の姿に母への愛着が見られます。
デキが悪いと思われていた遠藤周作は
「この子はみどころがある」と、いつも母がかばってくれたそうです。
そんな母のお骨を持って、音楽会や別荘にでかけていたそうです。
一方川端康成は2歳にならないうちに父を失い、続いて母を失いました。
7歳で祖母を、15歳で祖父を看取ることになります。
中学生の時に、《16歳の日記》を読みました。
そのときは16歳は年上だったので、ピンときませんでしたが、
今思うと、16歳って、まだまだ子どもです。
16歳でおじいさんの介護をしていたということですね。
そんな川端康成は残念な最期を遂げました。
自殺を報道したテレビニュースを今でも覚えています。
休日じゃなかったかな?
それが川端康成の名を知った初めです。
筆者によれば、夏目漱石は典型的な愛着障害なのだそうです。
八人兄弟の末っ子に生まれ
母は「この年でこどもを産むのはみっともないこと」と
まわりに語っていたそうです。
漱石は里子に出され、
古道具屋の店先に籠にいれられていたのを見た姉が
不憫に思って連れ帰ったそうです。
それでも家にはおいてもらえず、書生さんの養子になったとか。
詳しいことは、本書を読んでいただくことにして、
漱石は養育者が転々と変ったということです。
大人になった漱石は、作品のあちことに自分の心境を投影しています。
うつ病に苦しんだことも衆知の通りです。
太宰治もまた愛着障害、パーソナリティ障害を抱えていました。
生まれてすぐに乳母に預けられ、ある日突然その乳母がいなくなるのです。
太宰もまた、薬物依存になり、心中事件を起こして亡くなってしまいます。
筆者によると、
日本の文壇は愛着障害を抱えた人だらけのようです。
谷崎潤一郎、三島由紀夫、中原中也など。。。
岡本太郎もそうだったといいます。
それらが創作につながっていくのですね。
生まれてすぐに母を亡くしたお釈迦さまもそうだといいます。
どこからどこまで信じていいのかわかりませんが、
筆者はいろんな人をリサーチしていて
読み物として読んでも面白いと思いました。
世界中のありとあらゆる人が登場します。
今日はしとしと寒い雨降りになりました。
昨日の比叡山
川辺の木々が少し色づいていました。
車窓より比叡山
先日紹介した
- 愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)/光文社
- ¥929
- Amazon.co.jp
戦争孤児の研究から愛着障害が見出されたそうです。
幼少期に愛着形成ができなかった子供
つまり安全基地をもたなかった子どもは
将来、うつや不安障害、依存症など
愛着障害が原因となる可能性が高いということです。
筆者に感心するのは、実にいろいろな著名人に言及していることです。
母親との愛着形成ができていた斉藤茂吉
《みちのくの母のいのちを 一目見ん 一目見んとぞ ただに急げる》
《灰のなかに 母をひろへり 朝日子の のぼるがなかに 母をひろえり》
お骨を拾う茂吉の姿に母への愛着が見られます。
デキが悪いと思われていた遠藤周作は
「この子はみどころがある」と、いつも母がかばってくれたそうです。
そんな母のお骨を持って、音楽会や別荘にでかけていたそうです。
一方川端康成は2歳にならないうちに父を失い、続いて母を失いました。
7歳で祖母を、15歳で祖父を看取ることになります。
中学生の時に、《16歳の日記》を読みました。
そのときは16歳は年上だったので、ピンときませんでしたが、
今思うと、16歳って、まだまだ子どもです。
16歳でおじいさんの介護をしていたということですね。
そんな川端康成は残念な最期を遂げました。
自殺を報道したテレビニュースを今でも覚えています。
休日じゃなかったかな?
それが川端康成の名を知った初めです。
筆者によれば、夏目漱石は典型的な愛着障害なのだそうです。
八人兄弟の末っ子に生まれ
母は「この年でこどもを産むのはみっともないこと」と
まわりに語っていたそうです。
漱石は里子に出され、
古道具屋の店先に籠にいれられていたのを見た姉が
不憫に思って連れ帰ったそうです。
それでも家にはおいてもらえず、書生さんの養子になったとか。
詳しいことは、本書を読んでいただくことにして、
漱石は養育者が転々と変ったということです。
大人になった漱石は、作品のあちことに自分の心境を投影しています。
うつ病に苦しんだことも衆知の通りです。
太宰治もまた愛着障害、パーソナリティ障害を抱えていました。
生まれてすぐに乳母に預けられ、ある日突然その乳母がいなくなるのです。
太宰もまた、薬物依存になり、心中事件を起こして亡くなってしまいます。
筆者によると、
日本の文壇は愛着障害を抱えた人だらけのようです。
谷崎潤一郎、三島由紀夫、中原中也など。。。
岡本太郎もそうだったといいます。
それらが創作につながっていくのですね。
生まれてすぐに母を亡くしたお釈迦さまもそうだといいます。
どこからどこまで信じていいのかわかりませんが、
筆者はいろんな人をリサーチしていて
読み物として読んでも面白いと思いました。
世界中のありとあらゆる人が登場します。