油の神様 離宮八幡宮 | 烏丸ママのブログ

油の神様 離宮八幡宮

妙喜庵から歩いて数分のところに
離宮八幡宮があります。
祭神は 第15代・応神天皇、神功皇后、酒解大神(大山祗命)、姫三神(田心姫神(たごりひめ)、湍津姫神(たぎつひめ)、市杵島姫神(いちきしまひめ)。
えらいちっちゃい神社だなあと思いましたが、
歴史的にはなかなか興味深い神社でした!


平安のはじめ、清和天皇が神託を受け、
宇佐八幡宮より八幡さまを勧請するよう
僧 行教にお命じになりました。
八幡神を奉じて帰京した行教は、山崎の津で霊光を見ます。
その地に水がわいたので、石清水八幡宮が創建されますが、
こちらはその対岸にあたり、元社となったところです。
嵯峨天皇の河陽離宮だったため、離宮八幡宮とよばれます。
もともと山崎は油で栄えたところです。
神官が神託を受け、荏胡麻油の搾油技術を考案し、
日本における製油の始まりとなりました。
朝廷から『油祖』の称号を賜り
離宮八幡宮は油座として専売特許をもっていたため、大いに栄えました。
社殿をのぞくと、油の一斗缶がたくさん奉納されていました。
(火事が心配になりましたが。)



しかし、織田信長の楽市楽座で打撃をうけ、
菜種油の普及により、衰退。

戊辰戦争で長州の駐屯地となったため、砲撃を受け荒廃

さらにJRの開業により、社地を縮小されます。

なかなか神社の歴史をたどると、大変です。
全国的には無名ですが、興味深いところでした。
神社をたどると、歴史がわかる。
ホント奥が深いです。