妙蓮寺 春の長谷川等伯展 | 烏丸ママのブログ

妙蓮寺 春の長谷川等伯展

京都好きの友人が、楽美術館で『楽茶碗を手にふれる会』に行って、
本法寺の長谷川等伯の涅槃図を見て、とても喜んでいたので、
「妙蓮寺の等伯も必見だけど、今日までだよ」
と、言うと、すっとんできました。
毎年春に特別展が開かれています。


予約をすれば普段でも収蔵庫をあけていただけるのですが、
この特別展では書院にはめられ襖絵を拝見できます。
上のポスターの鉾杉を含め、1つめのお部屋で八面(だったと思う)
二つのお部屋で八面(四面はふすまの後ろ側になる)が自然光で拝見できました。
以前収蔵庫で拝見したよりも、明るく鮮やかで、
狭い収蔵庫では離れて拝見することができませんでしたが、
書院では離れたり、近づいたりして拝見することができました。

収蔵庫では、等伯の息子 宗宅の吉野の桜や
もともと鉾杉の画が展示してあったスペースには
狩野派(松栄、探幽他)の掛け軸がかけてありました。
宗宅のタッチは繊細で、等伯のものとは違います。
等伯は江戸に到着後すぐ亡くなりますが、
宗宅もまたその1年後に亡くなり
長谷川派はとだえてしまうのです。
結局等伯は一度も七尾に帰ることはなかったようですが、
画に描かれている海岸線を見て、七尾から来られた方が
「あ、これは七尾の海岸線ですよ」
と、おっしゃったそうです。

庫裏から入ります。


十六羅漢の庭
しだれ桜がちょうどきれいでした。


十六羅漢の庭


ゴールデンウィークには古文化協会による特別拝観 矢印が行われるそうです。
どのような形で展示されるのか、まだ未定だということでした。
等伯ファンは必見です。