やさしい日本人
- 週刊新潮に連載中の藤原正彦氏の《管見妄語》かんけんもうご
- いつもユーモアに富んで、幅広い話題で楽しませてもらっています。
- (作者は新田次郎氏の息子で数学者。《国家の品格》がベストセラー)
ポーランドが親日的であることを書かれていました。
とてもいいお話でしたので、紹介します。
明治25年ベルリン駐在武官だった福島安正少佐は
シベリアを1年4ヶ月単独横断した。
ある寒村を通りかかったとき、
「ここはどこですか?」
と、聞くと、農夫が
「昔ポーランドと呼ばれた所です」
と、答えた。
(当時ポーランドはロシア、ドイツ、オーストリアに分割されていた。)
帰国後福島少佐は新聞のインタビューでそれを語ったところ
大きな反響を呼び、歌にもなる。
その後大正9年 シベリアに残されたポーランド孤児765名を
日本赤十字や帝国陸軍が救出し、治療後故国へ送り届けた。
そのうえ、その孤児たちのために孤児院を建てるのに尽力。
ポーランドは恩返しとして、
阪神淡路大震災の孤児たちを招いた。
日本で保護された上記の元孤児たち4人もこの日本人孤児を訪問。
1人1人に涙ぐみながら、薔薇を手渡したという。
6年前に90歳に亡くなった最後の孤児リロさんは
第二次大戦でユダヤ人を助け、イスラエル政府から賞を受けたが、
「日本人に助けられたからお返しにユダヤ人を助けた。
日本は天国のようなところだった」と、述懐した。
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トルコのエルトゥールル号の救出 (この過去記事はブログネタで金賞)
も最近紹介されるようになりましたが、
自虐的な歴史観より、こういうお話を子供たちに知ってほしいと思います。