泉涌寺
泉涌寺は東山三十六峰のひとつ、月輪山のふもとにあります。
もとは弘法大師がこちらで庵を結んだことから由来します。
境内の一角から泉がわいていたことから、
泉涌寺と呼ばれるようになりました。
大門(重文)
この泉涌寺が他のお寺と違う所は皇室の菩提寺だということです。
え、皇室って神道じゃなかったの?
と思われるかもしれませんが、それは明治になって以降なので、
1242年の四条天皇から孝明天皇までのお葬式は
こちらで営まれたそうです。
御所にはもともとお黒戸と呼ばれる仏殿があり、明治以降
こちらのお寺に移され、海会堂と呼ばれています。
仏殿(重文)です。
阿弥陀さま、お釈迦さま、弥勒さまの三尊仏が安置されています。
天井に狩野探幽の蟠龍図、後壁には白衣観音図が描かれています。
そして御座所を拝見いたしました。
御座所は明治天皇により、御所の建物を移築したものです。
中は撮影禁止ですが、天皇の玉座があります。
その隣のお部屋にはテーブルといすがあり、
テーブル掛けは貞明皇后様(大正天皇のお后)のお手製の刺繍で、大変きれいでした。
こちらは御車寄から、勅旨門を撮ったもの。
御車寄のかえる股は菊のご紋。
天井は格天井ごうてんじょうと呼ばれるもので、格式が高いそうです。
ここと玉座の間だけが格天井です。
今上天皇は平成になって5回おこしになり、
秋篠宮様は毎年おこしになるそうです。
お庭です。紅葉はまだでした
お庭から見た霊明殿です。
天智天皇以来歴代の天皇の御位牌がお祀りされています。
観音堂です。
こちらのお寺で必見は楊貴妃観音像 (重文)です。
ご存知の通り、楊貴妃は玄宗皇帝の妃であった、絶世の美女です。
玄宗皇帝がその死を悼み、楊貴妃をかたどった聖観音菩薩像を彫らせたそうです。
それをこちらの僧が中国からもちかえったとのことです。
こんな美しい人を見たことがない
というくらい大変美しい仏像です。
本当は非公開だったそうですが、
泉涌寺は戦前まで国費で運営されていたため、
戦後財政が苦しくなり、拝観に踏み切ったということでした。
縁結び、美人度アップのご利益があり、
数年前石田純一氏もこちらで、お守りを求められたそうです。
そして、泉涌寺に隣接して、歴代天皇皇后のお眠りになる月輪御陵があります。
たいへん静寂て厳かな空間です。(宮内庁の管轄)
11月13日から23日まで夜間拝観もされ、
その時は普段は非公開の舎利殿 鳴龍を拝見できるそうです。
そのころは紅葉もきれいなことでしょう。
もとは弘法大師がこちらで庵を結んだことから由来します。
境内の一角から泉がわいていたことから、
泉涌寺と呼ばれるようになりました。
大門(重文)
この泉涌寺が他のお寺と違う所は皇室の菩提寺だということです。
え、皇室って神道じゃなかったの?
と思われるかもしれませんが、それは明治になって以降なので、
1242年の四条天皇から孝明天皇までのお葬式は
こちらで営まれたそうです。
御所にはもともとお黒戸と呼ばれる仏殿があり、明治以降
こちらのお寺に移され、海会堂と呼ばれています。
仏殿(重文)です。
阿弥陀さま、お釈迦さま、弥勒さまの三尊仏が安置されています。
天井に狩野探幽の蟠龍図、後壁には白衣観音図が描かれています。
そして御座所を拝見いたしました。
御座所は明治天皇により、御所の建物を移築したものです。
中は撮影禁止ですが、天皇の玉座があります。
その隣のお部屋にはテーブルといすがあり、
テーブル掛けは貞明皇后様(大正天皇のお后)のお手製の刺繍で、大変きれいでした。
こちらは御車寄から、勅旨門を撮ったもの。
御車寄のかえる股は菊のご紋。
天井は格天井ごうてんじょうと呼ばれるもので、格式が高いそうです。
ここと玉座の間だけが格天井です。
今上天皇は平成になって5回おこしになり、
秋篠宮様は毎年おこしになるそうです。
お庭です。紅葉はまだでした

お庭から見た霊明殿です。
天智天皇以来歴代の天皇の御位牌がお祀りされています。
観音堂です。
こちらのお寺で必見は楊貴妃観音像 (重文)です。
ご存知の通り、楊貴妃は玄宗皇帝の妃であった、絶世の美女です。
玄宗皇帝がその死を悼み、楊貴妃をかたどった聖観音菩薩像を彫らせたそうです。
それをこちらの僧が中国からもちかえったとのことです。
こんな美しい人を見たことがない
というくらい大変美しい仏像です。
本当は非公開だったそうですが、
泉涌寺は戦前まで国費で運営されていたため、
戦後財政が苦しくなり、拝観に踏み切ったということでした。
縁結び、美人度アップのご利益があり、
数年前石田純一氏もこちらで、お守りを求められたそうです。
そして、泉涌寺に隣接して、歴代天皇皇后のお眠りになる月輪御陵があります。
たいへん静寂て厳かな空間です。(宮内庁の管轄)
11月13日から23日まで夜間拝観もされ、
その時は普段は非公開の舎利殿 鳴龍を拝見できるそうです。
そのころは紅葉もきれいなことでしょう。