診療日でした。 | 烏丸ママのブログ

診療日でした。

久々の診療日でした。
まあまあ体調もよく、特筆することもありませんので、
主治医が書かれた記事(たぶん地方紙)をいただいたので、
一部転載させていただきます。

こどもたちはしんどさが極まると、普段できる見繕いや入浴、
散髪などもできなくなり、食事のとりかたも偏ります。
自分を責め、不安が高ずると眠れなくなった結果、
起きられず昼夜逆転にいたってしまいます。
ゲームやインターネット、ケータイに没頭するためと
誤解されがちですが
むしろそれらに救われている様子が伝わります。

家族が子どものしんどさに想像をめぐらし、
家が安心の居場所となり、
負担やお金がかかりすぎない範囲で子どもの希望に沿い、
勉強や交友なども無理をさせずに子どもに任せていると、
子どもは自分の存在に自信を得てゆきます。
これが力になって社会に踏み出していく様子を
たくさん見せてもらいました。



不登校は身体の病気や発達の特性、精神疾患
などがある場合もあります。
また親だからこそ将来を案じて焦り
近すぎてわかりづらい分、よけいに悩まれます。
ともにある誰かが要ると思います。医療や相談機関
親の会などを訪ねられるよう勧めています。

ひそかに「消えてなくなりたい」と
自分の存在価値が揺らいでいる子どもたちに
「大切に思っている」と
大人が確かに伝えるよう日々努めても
足りないくらいだと思っています。