御土居
京都の大動脈である堀川通りを北に行って、
鴨川につきあたるところに、御土居があります。
御土居って聞いたことありますか?
これが御土居です。
ただの土手にしか見えないから、見逃してしまうことでしょう。
看板でやっと知ることができます。
御土居とは
豊臣秀吉が京都の洛中と洛外を分けるために築いた土塁と堀
のことです。
西洋の城壁みたいなものでしょうか。
防衛のためとも、鴨川の氾濫から守るためとも言われています。
京都をぐるりと囲んでいたこの御土居も今は9箇所しか残っていません。
一番観光客が行きやすいところとして、
北野天満宮の境内にも残っています。
もしお参りされることがあれば、一度ごらんになってください。
やっぱり豊臣秀吉のしたことはすごかったんだなあと思います。
(晩年はおかしくなりましたけど。)
御土居以外にも、身分で町割りを決めたり、寺を集めて寺町にしたり、京都の都市改造を行っています。
大阪城にいたっては、下水設備もあったそうで、今でも大阪で見ることができるそうです。
今の時代にも実力のある政治家が出てきてほしいものです。