起立性調節障害と《ツレうつ》

先週は診療日でした。
楽しいことと、いやなことを聞かれました。
前は「楽しいことはない」と言っていましたが、
「ドラゴンクエストのカードゲーム」と、にこにこして言いました。
（しかし９月に終了し、一部ショッピングセンターでのみ稼動している。）
一方嫌なことを聞かれると、とたんに暗い顔になって、
お父さんにプレッシャーをかけられることらしいです｡｡｡
やっぱり感情の浮き沈みが見受けられます。

あるタレントさんがテレビで
「子ども（１歳くらい）とずっと一緒にいるのに、パパが帰ってきたらそっちに行ってしまう」
と言っていました。
すると、小児科医が
「赤ちゃんは赤ちゃんで、お父さんのご機嫌をとっているんですよ」
と、おっしゃいました。
そういえば、うちの子もお父さんが帰ったら、あれこれ話しかけてご機嫌をとっていることがあります。
だからお父さんにしてみれば、子どもがすっかりよくなったのに、学校に行かないと思えるのかもしれませんね。

子どもが細川貂々著《ツレがうつになりまして》という本を愛読していることは以前にも書きました。
私も読んでみると、参考になることがいろいろあります。

やる気を出そうとすると
もっと悪くなるので、
「やる気がない感じ」に見えたら、
チャージしていると思って安心する。

ついついしてしまういけないパターン
＊他人（同じ病気の人）とくらべる
　　ｘｘさんは半年で治ったから、自分もそうなる。
＊安易で無責任な発言をする第三者に惑わされる。
＊本をうのみにする。（ケースバイケース）
　ｘｘは体にいい、とか。
＊症状がよくならないのを、薬や医者のせいにする
　（何年も改善されなければ、医者を変えるのもよい）

イギリスの調査によると、日照時間が少なくなる秋ごろから、うつ病患者が増えるそうです。
私たちもなるべくお天気のいい日はお散歩にでも行きたいと思います。