上賀茂神社 烏相撲 | 烏丸ママのブログ

上賀茂神社 烏相撲

今日は9月9日で重陽ちょうようの節句
九は陰陽で一番大きい縁起のいい陽の数字で、二つ重なって重陽といいます。
いくつかの神社では重陽の神事が行われました。
菊の花についた朝露で体を拭く、または菊酒を飲むと無病息災、長寿がかなうと言われています。

上賀茂神社では
重陽の神事の後、引き続き、
烏相撲
が行われました。
以前下鴨神社で紹介しましたが、
賀茂社のご祭神賀茂建角身命がヤタガラスに姿を変えたことに由来します。

午前10時 神職 斎王代 烏童子登場
あら斎王代は葵祭りだけではなかったのね
本殿にて神事に臨みます。
その他参列できるのは3千円払った人のみ
ひたすら待ちます。
午前10時50分神事を終えて斎王代細殿に着席
今年の斎王代は医学生で小柄な方です。



その他神職、行事、烏童子と呼ばれる子供たちが入場し、禰宜方(ねぎかた=西)と祝方(ほうりかた=東)に分かれて座ります。
神職による地取ぢどり
自分の方が勝つおまじない。
8の字まわりをしたり、何か土俵に描いていました。
差符さしふ
番付を読み上げ、斎王代に渡します。
刀祢烏とねからす
面白いのが、刀祢と呼ばれる人が弓矢、太刀、扇、円座を持って、立砂(円錐形の盛り土)に立てかけ、
烏飛びをしたり、扇でパタパタやりながら、かあかあかあと、烏鳴きをするところです。

この盛り土が立砂
太刀、弓を立てかけます。

やっとこさ始まります。
東西の子供たちが順番に立て砂を3回まわります。

10番とったあとは3人勝ち抜き。

1時間くらい続きました。
みんな照れ隠しか、最初の取り組みはにこにこしていたのに、
段々真剣な表情になってきて、
上手になってきました。
あら、童子の中に幼稚園の同級生発見・・・!
一緒に行った人も偶然親戚の子を発見!
この暑い中戦った子供たちには大きな拍手パーパー
(みんみんぜみさんのブログによると、地元野球チームの子供たちだそうです。)

子供たちは境内の小川で汗を流し

私たちは菊酒をいただきました音譜
たくさん黄色い花弁が入っていました黄色い花