『離婚すれば、それで終わりじゃない。それ、わかってんの?』
離婚前にルビーちゃんがダイア君に言った一言です。
離婚して極力会わないようにしても、子どもがいる以上ある程度は顔を会わせなくてはいけないという事は、誰でもわかります。
子どもが成人するまで、養育や進路の事で話し合わなくてはいけないことが何度かあるでしょう。
相手がルビーちゃんであってもそれは仕方のないことです。
その程度の話し合いをするつもりはもちろんダイア君にありましたし、常識からいってもその程度の面会だと考えたダイア君の考えはおかしいとは思えません。
しかし、ルビーちゃんの『終わりじゃない』というのは、思いもよらないものでした。
『嫌でもなんだかんだと顔をあわせることになる』
というルビーちゃんの認識が、まさか、自分が不貞相手と遊びに行く時に子どもを預けようとする場合までも指しているとは。
自分が遊びに行くのに、何故、既に他人となった人間が便宜を図ってもらえると思ったのでしょう?
離婚前はダイア君が子どもの世話をしていたから?
今まで都合よくダイア君を使えていたから?
遊びに行くのに邪魔なのがダイア君との子どもで、ダイア君も親だから面倒をみろと考えたようです。
離婚したにも関わらずまだダイア君の家に居座っていたころ、不貞相手と遊びに行くのに子どもの世話を頼んできたことがありました。(
人間失格
)
この時は、あまりにも急なことだったので、ダイア君は『急に言われても予定がある』と断りました。
そのときに、今後家を出て行ったとしても、必ずダイア君を利用しようとするだろう、必ず自分の都合で子どもの面倒をみろと言ってくるだろうと思いましたが、まさにその通りでした。
やはり、この時に、『元妻が離婚原因になった不貞相手と遊びに行くのに元夫が便宜を図るわけがない』と、ちゃんと理由を説明して断るべきだったのでしょう。
こんなことでさえ、理由を説明しなくては判らない人間だという認識がルビーちゃんの相手をするには必要なのです。
おそらく、ルビーちゃんの中では、
前回断られたのは『急』だったから、
今回は『お金の問題』という認識でしかないでしょう。
実際は違うことのためにダイア君が断ったりクレームをつけたりしたことに気づくべきではないでしょうか?
第一、離婚原因となった不貞相手と遊ぶ為に、元夫に子どもを預けようという神経は一体どうなっているのか。
しかも、ダイア君に向かって不貞相手の言葉を伝えたのです。
ダイア君と離婚したのだから、もう気兼ねする必要はないと思っているとしたら、到底普通の神経ではありません。
離婚前、離婚後に関わらず、すべての問題は、ダイア君に向かってルビーちゃんが必要以上の『権利を行使』した事によるのではないでしょうか。
人間関係というものは、持ちつ持たれつで成り立つものです。
譲れない一線を守りつつも、思いやりをもって相手に接するべきなのです。
しかし、ルビーちゃんの行動は、いつもいつも過剰な権利の行使の一言につきます。
自分の権利を過剰に主張するのであれば、相手は権利にみあった義務を要求するか、もしくは自分の権利を守るために攻撃するか、どちらかの行動をとるのは目に見えています。
そのために、ルビーちゃんに便宜を図ろうとは思わなくなります。
しかし、ルビーちゃんはそれに全く気づこうとしません。
替わりに、ダイア君のことを思いやりがないと非難します。
それが、ルビーちゃんのブログやコメントに何度も書かれていた『夫は正しいことをすれば何をしてもいいと思っている』という言葉になってでてきているようです。
世間ではよく言われる言葉ですが、内情を知っているダイア君にしてみればこれほど失笑をかう言葉もないでしょう。
ルビーちゃんが口にしてしていい言葉では決してないのではないでしょうか?