【No.240】視覚誘導による凝視ポイントの再学習 | ゴルフスイングを美しくして障害を防ぐRIPS!!(リップス)のブログ

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ゴルフトレーニングに人生をかけた理学療法士資格を持つパーソナルトレーナー、中村直樹のブログです。
プロゴルファーから初心者ゴルファーまで幅広くゴルフトレーニングを指導しています。
ここではゴルフに関する最新のエビデンス(科学的根拠)を紹介します。

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10年以上経験のあるゴルファーの眼球運動リトレーニングで

ショットの正確性と一貫性が改善(ケーススタディ)。
Bishop et al.2016

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《中村の解釈》

 

ボールのどこをみて打っているか?というのはよく議論されますね。

 

そして多くの方がボールの頂上から後面(右側)となっているかと思います。

 

ボールの左側をみるとビハインド・ザ・ボールになりにくく、

 

振り遅れてアウトから振ってしまう可能性が高くなります。

 

一方、右側を意識しすぎると右肩が下がってアッパースイングとなり

 

インから振ってしまうということをよく経験されるかと思います。

今回の研究はケーススタディですから一人の方のお話です。

 

10年以上ゴルフを経験していて、凝視ポイントにばらつきが多く、

 

ボールの頂点や右側をみる傾向があったようです。

 

そこで凝視ポイントが一定となるように開発した装置により再学習すると、

 

ばらつきがなくなり、ショットの正確性と再現性が改善したということでした。

 

いつもボールの左、

 

または右で統一しておくことで高い再現性が得られそうですね。

ただしボールの置く位置が変われば当然凝視するポイントも変わります。

 

また効き目によっても凝視ポイントが変わりますね。

 

効き目の確認方法は、

 

正面の遠くにある対象物を指一本で隠そうとした場合、

 

指が二本(右目でみた指と左目で見た指)に見えるはずですが、

 

どちらかが優位に対象物を隠しやすい方があるかと思います。

 

隠しやすい方の目が優位、つまり効き目となります。

 

左が効き目なのにボールの右側を視るのは至難の業ですね(笑)

 

頭の位置をずらすしかなくなり、軸がブレる原因となります。

 

一度正面から動画を撮影して頭の位置がどこにあるか

 

確認すると良いかと思いますので、是非お試しください。

 

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