アウグスティヌス曰く、
元来世の中には悪というものは無く、
神より造られたる自然はすべて善であり、
ただ、「本質の欠乏」として悪がみとめられる、
とのこと。
つまり、存在していること自体が善である、と。
また、神は美しき詩の如く、
「対立を以って世界を飾り」、
「影」が絵画の美を増すがごとく、
もし達観する時は、
「世界は罪を持ちながらに美である」、と。
これを自分自身にも当てはめると、
自分の欠点、失敗した経験も、
それも含めて神の創造である、
人間という芸術である、
という視点をもてないだろうか。

