三世諸佛 依般若波羅蜜多故''' | ☆ 俺たちにはつきがある!☆彡

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三世諸佛 依般若波羅蜜多故

三世の諸佛は 般若波羅蜜多に依るが故に

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般若波羅蜜多に依るが故に、、は何度も出てきているのでよいとして。
(般若波羅蜜多、は智慧の完成を意味する)
三世諸佛(仏)とは何か。
三世におわす諸々の仏たちとは何か。

まず三世とは現在、過去、未来の、永遠の時間の流れのこと。
仏教の思想では過去、現在、未来の世にそれぞれ千人の仏が
おられて、過去千仏、現在千仏、未来千仏、合わせて三世三千仏と言うそうだ。
だからその仏たちは、、として終わりにしたいけども。
ちょっとごまかしているような気がするので自分なりの考えを。

仏は様々な呼び名で語られ、崇められているわけですが、
我々が知る歴史上実在する仏はゴータマ・シッダルタだけで、他の仏は
この仏陀が修行している姿をイメージしたものや、
または仏教の教義をわかりやすく具体化したものだろうと考えています。
それはまた方(法)便でもあろうと。
(だからといって存在しないとは言わない。人々の思いがある限り存在する)

思うに、仏というものが永遠に時間を貫くこの世界の真相を
永遠に見通しているから、仏、つまりは空を悟りしものを
三世諸佛という表現にして、普遍なる真理を表現しようとしているのではないだろうか。

観自在菩薩とか、菩提薩陀とか、三世諸佛とか、
言い方が変わっていてもみな空を悟りし者で、聞き手に悟りし仏の姿を
限定させずに広げさせ、それを自分にまで広げることができるように、
表現されているのかもしれない。