■易と数の概念、易と暦、河図の暗示
昔々。超能力者であったとされる中国の伝説上の人物「伏義」が、
黄河に現れた竜馬の背中に描かれた図案(河図)にインスピレーションを得たことにはじまる。
河図は世界の運行の法則を暗示していた。
伏義は自ら思索して立てていた仮説が正しいことに河図を見て確信した。
「太極は陰陽の両儀を生じ、両儀は四序を生じ、四序は生の生じるところとなる。」
まず、夏至と冬至が黄道を等分し、「一が分かれて二となる」陰陽の道が形成され、
それと同時に陰陽の二気にも形象が生じた。これが奇数と偶数である。(両儀)
また、黄道は昼夜をほぼ等分する春分点と秋分点を境界にしてさらに上下に等分される。
春分と秋分をつなぐ線と夏至と冬至つなぐ線がそれぞれ天球を二分して四つに分け、
四季が形成されていると考える。(四序)
ここで、太陰、太陽、少陰、少陽の四つの部分、四象と、それに伴う中央の交点、五の数が生じている。
太陰は冬、少陽は春、太陽は夏、少陰は秋。
(かくして「四象」と「河図」の五行の生数や成数との間に内在的なつながりができる。)
陰陽の二気は黄河の中下流域の気象の特徴に基づいて、
三陰三陽の六気にわけることもできる、、としている。。それらは
夏至点、穀雨点、春分点、雨水点、冬至点、霜降点、秋分点、処暑点。
それを踏まえて一年12ヶ月を六陰六陽に分けることができる。
一陽~六陽(11月~4月)、一陰~六陰(5月~10月)。
月日の交代は月を基準とする。
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※参考「まんが易経入門」周 春才、鈴木博 P16~P22