仕事を終えて、横浜へ。
今日は神奈川県理学療法士会のブロック会議。
http://www.pt-kanagawa.or.jp
理事を降りてから久しぶりに県士会事務所へ。
道中に湘南乃風を聞きながら、ひとりでこれまでを振り返っていました。
理学療法士になった頃の夢は、自分が有名になりたくて必死で有名な先生のセミナーを受講してまわった。
有名な先生の話を聞いた後の臨床では、結果が出てとても理学療法が楽しかった。
週末は勉強会へ参加する日々。
そのうち、同じ志の仲間と出会った。
いつかあんな先生達のようになりたい。
仲間と同じ夢を追いかけ、理学療法について熱く語り合った。
先生方のようになるには、聞いてばかりではダメだ。
自分たちの想いをアウトプットできる場所を作ろう。
そう誓って作った勉強会。
PTB＝PTバカ
気がつけば１回の開催で100人が集まる勉強会となっていた。
その想いが全国へとつながり、各地で勉強会が立ち上がった。
その勉強会を一度に集めて行ったのが、フラットぷらっと。
第１回、２回とPTBのメンバーを中心に準備から運営までを担った。
ゼロから企画して、作り上げていくことの楽しみが今の自分につながっていることは間違いなく、
この経験があったから。
気がつけばたくさんの仲間ができた。
その頃からだろうか？
自分自身がえらくなきゃいけない。
すごくなきゃいけない。
人からの評価を気にして、人と違うことをしなきゃいけないと。
知識の鎧を纏おうとしていた。
この頃は夢はブレブレで、
妄想のような漠然として、現実味のない夢があることをファッションにしていた。
２年くらいは発表することすら怖くなっていた。
その頃から理学療法以外の本を読むようになった。
年間200冊以上。
心に残るフレーズはすべてノートに書きなぐった。
その頃から、自分自身とようやく向き合えてきた。
自問自答の中できたチャンス。
そう思いながら病院を辞める決断。
もう後戻りできない覚悟。
その覚悟を決めてから。
自分のやるべきこと、やりたいことにフォーカスをしぼった。
想いをかたちにするために、目の前のことにだけ集中できる環境を作った。
気がつくと、周りの評価が気にならなくなっていた。
今の自分は自分らしく生きている。
あれもこれも。
そんな器用な人間ではない。
今はこの秦野でR-studioを作り上げていく。
目の前の利用者さんを地域で暮らしやすい環境を作り上げていく。
ただそれだけ。
今は全身全霊をそこに費やしていこう！