仕事が終わってから、今日は系列病院の勉強会へ参加。
今一緒に働いている、尊敬する理学療法士の仲間が、今日は地域リハの役割をテーマとして、
回復期のリハスタッフへ、僕たちがやっている訪問リハ、利用者さんを取り巻く、
他職種との連携、そして想いを伝えてくれました。
系列病院から、週に一度、訪問看護ステーションへ来てくれている、スタッフが
司会、座長、勉強会の主催、準備をしてくれています。
地域リハってどんなもの?
独居で、ほぼ寝たきりの方でも、在宅生活ができるの?
症例を通じて、その利用者さんを支える関連職種とのつながり、
サポート体制を紹介するとともに、理学療法士の役割を示してくれました。
退院を考えた時、
患者さんの、障害、能力、自立度、家族背景、環境といった部分で、
どこまで機能回復、能力改善すれば在宅復帰できるのか?
ではなく、大切なのはどうやったら、在宅復帰できるのか?
どんな状態であっても、在宅で過ごしていくためには何が必要か?
利用者さんの状態、環境を考えるのではなく、
あくまでも、自分や取り巻く人々がどう動くか?
どう関わっていくか?
変えるのはあくまでも、自分たちなんだと思います。
病院に勤務する中で、なかなか在宅での生活を想像できない、リハスタッフに対して、
在宅復帰においても、想いをつなげてほしい。
在宅へつなげる、その想いを、自分自身の関わりを、何かのかたちでつなげていく。
それこそが必要なことなんだと思います。
話が終わってからも、彼の周りにはたくさんの方が集まってきていました。
ひとり、ひとりの中にある、想い、不安、悩み、
みんながもっているんだと思います。
そして、今日の話を聞いて、またひとつつながりが生まれてくるんだと思いました。
利用者さんが、そのひとらしくいきていくために、
明日からも自分たちができることに、ベストを尽くし、想いをつなげていきましょう!
今日はお疲れさまでした。