「四月は君の嘘」に思う
年末,家人が大人買いした「四月は君の嘘」を読みました。音楽系のコミックは多くあるのでしょうが,私にとってはBECKとのだめカンタービレ以来になります。全11巻なので一気に読みましたが,良い作品でした。青春の恋愛模様は大切な要素なのですが,おじさんとしては遥か遠いものを眺める気持ちで,それをバックに奏でられる音楽とその表現に惹かれます。音楽系の話の場合,多くは天才が主人公となります。特にクラシック音楽では溢れ出る感情を表現するために,セオリーをはずれる演奏が感動を生む設定も多く使われます。クラシックはかた苦しいという潜在意識が若い人には多いという前提も考えられているのでしょう。確かにプロの音楽家には才能と魅力が必要なのです。でも,人に「あなたの言う,「上手い」というのはどういう事か?」と訊かれた事がありますが,うまく答えられませんでした。リズムや音程が良い,長い音は美しく,速いパッセージも難なくこなす。これはプロなら誰でもできて当然というか,できないと話にならないベースです。では作曲家の意図や自分の感情を表現するにはどうするか,ここにテクニックではない才能と魅力が求められるのでしょうね。私のような素人は曲の表現や感情を表そうと意図すると・音の大きさ,小ささ(だんだん大きくなどを含む)・音の強さ,弱さ・音の固さ,柔らかさ・音の初速度などの変化・音の長さ・テンポを少し揺らす・ビブラートの大きさ,速度などなどで何とかしようとあがくわけです(^^;;;まぁうまく行こうが行くまいが,あがくだけまだましかもしれません。プロのすごさが少しは分かるようになるのですから,素人でも楽器をする価値はあります (^^)(楽器をやっていないと,ピアノが指のタッチで音色や音質が変わるとは思わなかったり,弦楽器で速いパッセージを弾くには利き腕の指で音程をとった方が良いのでは? などという事を言い出すので少し気の毒な気がします。)音楽家,特にソロでプロを張っている方はテクニックなど小学生時代に整っているのですから,そこからが勝負ですよね。もともとベースが違う世界,その世界を踏まえたうえでの人を引きつける才能と魅力,それを天才と呼ぶならお金を払ってでも聴きに行きたくなる演奏の最低限の条件でしょう。ただ,プロには旬もあれば得意曲もあります。それを承知で愛でるのが聴衆としての楽しみですよね。一番の時にあたったら,それこそ背筋がぞくっとしますから (^^)「四月は君の嘘」,おじさんには少し甘酸っぱいストーリーですけど,,,「告白だよ」と言われた曲まで入っているのがありましたので貼っておきます。Shigatsu wa Kimi no Uso - Boku to Kimi to no Ongakuchou / 四月は君の嘘 僕と君との音楽帳00:00:00 - 1.Piano Sonata No. 14 'Moonlight' Third Movement00:08:02 - 2.Violin Sonata No. 9 'Kreutzer' First Movement00:20:30 - 3.Introduction and Rondo Capriccioso00:29:45 - 4.Étude in C-sharp minor, Op. 10, No. 400:31:51 - 5.Étude in A minor, Op. 25, No. 11 'Winter Wind'00:35:59 - 6.Étude in E minor, Op. 25, No. 500:39:19 - 7.Love's Sorrow00:43:10 - 8.Love's Sorrow (Piano Solo Version)00:47:46 - 9.Étude in D-sharp minor, Op. 8, No. 1200:50:09 - 10.Clair de Lune00:54:43 - 11.Pavane Pour une Infante Défunte01:01:38 - 12.'Waltz' from 'The Sleeping Beauty' (Piano Duet Version)01:05:41 - 13.Étude in C minor, Op. 10, No. 12 'Revolutionary Étude'01:08:14 - 14.Ballade No. 1 in G minor, Op. 23