圧電マイクロブロアMZB1001T02(超音波振動ポンプ)はNE555を使った秋月の参考回路で15Vで動きました。
→ 風を起こしたくて圧電マイクロブロアMZB1001T02(超音波振動ポンプ)を動かしてみた
このマイクロブロアを稼働限界の20Vp-pで動かせばもう少し強い風が出るのではと思い,そのために20V・25kHzのパルスをマイコンとMOSFETのコンビで作ってみようとの試みです。
我流で何とか動いたのでメモしておきますが,電気に全く弱い者の回路ですので,ツッコミどころ満載だと思います(^^;;;;;;;。
試作装置の構成
マイコンから直にMOSFETはちょっと怖いので(^^;; バッファを挟んでみました。
・MPU:ATtiny404 (Arduino)
・バッファ:TC74HC4050AP
・MOSFET:2SK4017 ( 4V 駆動, VDSS 60V, Vth 1.3~2.5 V)
・抵抗:100Ω 3Wタイプ
4.7kΩ 1/4Wタイプ
・マイクロブロア:圧電マイクロブロアMZB1001T02
MPUとバッファは5V電源,マイクロブロアは20V電源です。

回路図です。
ゲートの電流制限抵抗はバッファを置いたのでまぁ良いかと思っていたのですが,,4050の為には抵抗をつけた方が良いのでしょうね。プルダウンはつけておきましたが値はいい加減です。あまり小さい値ではパルスが出なくなりました,,,。

動作結果です。
20V,114mAぐらいでなんとか勢いよくエアーが出ました。2.28Wなのが注意点です。

ドレインの抵抗は100Ω,3Wもので,どてっと大きいのですがこれでも触るととても熱くなっています。ただ電流値を下げようと抵抗値をこれ以上大きくすると20Vに近いパルスは出せませんでした。
何も考えずにいつもの1/4Wの抵抗を使うと,みごとにこげてしまいました,,,。青い矢印です。要注意ですね。

プログラムと出力波形
プログラムはLチカの25kHz版という感じです(^^;;;;;;。
delayはオシロで波形を見ながらの現物合わせです。
負荷は100Ωだけでマイクロブロアを接続しない時の出力波形です。

マイクロブロアを動かすと波形がかなり乱れますが,動作はしています。
この乱れは何とかならないですかねぇ〜。

市販のMOSFETモジュールの試用
通販で買った安価で36Vまで使えるMOSFETモジュールがあるので,試してみました。ただこのモジュールでは20kHzまでとされているのですが,ま,25kHzは出るかもしれないという無理やりなお試しです(^^;;;;;;; 。
D4184というMOSFETが使われているようで,同じ設定の100Ωで試すと,これも25kHzで動きました。エアーが吹き出しています(^^)。
まぁ規格外ですから、必ず動くとは限らないでしょうけど、、、。

出力波形も2SK4017の出力とほぼ同じですね。

以上のように動くことは動いたのですが,長時間稼働できるかどうかは分かりません。
ロジックの3.3Vや5Vに慣れていると20Vはかなり高電圧に感じますし,抵抗器の選択や配線機材にも気をつけないといけませんね。
MOSFETについては勉強中です(^^)。
FETは電界効果トランジスタ(Field effect transistor)で,挟まれた薄い層から呼水のように電流を流すのではなく,直接は接触していない端子(ゲート)に電圧をかけて電荷でコントロールするタイプですね。
ま,ゲートではコンデンサに電荷を出し入れするのと同じようなもので,ためるのと放出するのがスムーズに速く,安全にできればそれに越したことはなくて,そのための回路設定(設計?)もデータシートから自分でできるようになりたいですね。
先は長そうです(^^;;;;;;;;。
→ 風を起こしたくて圧電マイクロブロアMZB1001T02(超音波振動ポンプ)を動かしてみた
このマイクロブロアを稼働限界の20Vp-pで動かせばもう少し強い風が出るのではと思い,そのために20V・25kHzのパルスをマイコンとMOSFETのコンビで作ってみようとの試みです。
我流で何とか動いたのでメモしておきますが,電気に全く弱い者の回路ですので,ツッコミどころ満載だと思います(^^;;;;;;;。
試作装置の構成
マイコンから直にMOSFETはちょっと怖いので(^^;; バッファを挟んでみました。
・MPU:ATtiny404 (Arduino)
・バッファ:TC74HC4050AP
・MOSFET:2SK4017 ( 4V 駆動, VDSS 60V, Vth 1.3~2.5 V)
・抵抗:100Ω 3Wタイプ
4.7kΩ 1/4Wタイプ
・マイクロブロア:圧電マイクロブロアMZB1001T02
MPUとバッファは5V電源,マイクロブロアは20V電源です。

回路図です。
ゲートの電流制限抵抗はバッファを置いたのでまぁ良いかと思っていたのですが,,4050の為には抵抗をつけた方が良いのでしょうね。プルダウンはつけておきましたが値はいい加減です。あまり小さい値ではパルスが出なくなりました,,,。

動作結果です。
20V,114mAぐらいでなんとか勢いよくエアーが出ました。2.28Wなのが注意点です。

ドレインの抵抗は100Ω,3Wもので,どてっと大きいのですがこれでも触るととても熱くなっています。ただ電流値を下げようと抵抗値をこれ以上大きくすると20Vに近いパルスは出せませんでした。
何も考えずにいつもの1/4Wの抵抗を使うと,みごとにこげてしまいました,,,。青い矢印です。要注意ですね。

プログラムと出力波形
プログラムはLチカの25kHz版という感じです(^^;;;;;;。
delayはオシロで波形を見ながらの現物合わせです。
// ATTiny 404 for microblower
void setup(){
pinMode(0,OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(0,HIGH);
delayMicroseconds(18);
digitalWrite(0,LOW);
delayMicroseconds(18);
}
負荷は100Ωだけでマイクロブロアを接続しない時の出力波形です。

マイクロブロアを動かすと波形がかなり乱れますが,動作はしています。
この乱れは何とかならないですかねぇ〜。

市販のMOSFETモジュールの試用
通販で買った安価で36Vまで使えるMOSFETモジュールがあるので,試してみました。ただこのモジュールでは20kHzまでとされているのですが,ま,25kHzは出るかもしれないという無理やりなお試しです(^^;;;;;;; 。
D4184というMOSFETが使われているようで,同じ設定の100Ωで試すと,これも25kHzで動きました。エアーが吹き出しています(^^)。
まぁ規格外ですから、必ず動くとは限らないでしょうけど、、、。

出力波形も2SK4017の出力とほぼ同じですね。

以上のように動くことは動いたのですが,長時間稼働できるかどうかは分かりません。
ロジックの3.3Vや5Vに慣れていると20Vはかなり高電圧に感じますし,抵抗器の選択や配線機材にも気をつけないといけませんね。
MOSFETについては勉強中です(^^)。
FETは電界効果トランジスタ(Field effect transistor)で,挟まれた薄い層から呼水のように電流を流すのではなく,直接は接触していない端子(ゲート)に電圧をかけて電荷でコントロールするタイプですね。
ま,ゲートではコンデンサに電荷を出し入れするのと同じようなもので,ためるのと放出するのがスムーズに速く,安全にできればそれに越したことはなくて,そのための回路設定(設計?)もデータシートから自分でできるようになりたいですね。
先は長そうです(^^;;;;;;;;。