今日はひな祭りなので,ホルストが在職したセントポール女学校のオーケストラのために作曲した「セントポール組曲」です。

全体として品のある楽しい曲で,イギリスの民族音楽やアラビア風のメロディーも使った親しみやすさもあり,アマチュアの弦楽合奏でもよく演奏される名曲ですね。

楽譜付きで聴くと,各パートに出番があったり,コンミスの腕の見せ所をつくったり,面白いリズムで若い人が楽しめるようにもなっているなぁと思ったりします(^^)。

Gustav Holst's 'St Paul's Suite' (originally 'Suite in C') for string orchestra
composed for St. Paul's Girls' School in 1913.

1 - Jig
2 - Ostinato
3 - Intermezzo
4 - Finale (The Dargason)
Performed by the Bournemouth Sinfonietta
Conductor: Richard Studt



楽しくて,いい曲ですねぇ。

この曲を聴くといつも,第一曲冒頭の全員で同じメロディーを弾くのはバグパイプの無拍子系で,それから3拍子を時々はさんだ2拍子系に移行していっているのかな,,と,
第二曲のセカンドバイオリンのずっと繰り返して続く音形はなかなかしんどいですが,生徒さん達は「もぉホルスト先生は・・・」とか言いながらキャッキャしていたのかな?と想像しています(^^) 。