人感センサーとして焦電型赤外線センサーを試しています。

まずはこの焦電型というものがどう動くのか,出力をみてみました。


[焦電型赤外線センサーPaPIRs(VZ)]

アンプなどの回路が内蔵されているタイプです。
(愛称のPaPIRsは多分Panasonic Pyroelectric InfraRed sensorでしょうね(^^) )

・動作電圧:DC3~6V
・出力電流:100μA
・出力電圧:Vdd-0.5VDC
・検出距離:最大5m




実験のため二つ並べています。






1.焦電型赤外線センサーの反応
 5Vを供給してオシロで出力波形をみてみました。

焦電型センサーは対象の温度変化をとらえる原理なので,人が正面に座ってもじっとしていると検知しませんね。






2.2個のセンサーで移動方向が捉えられるか

まず,センサーのレンズを中心部1mm径だけ開けて覆い,検知範囲を狭くしました。ほぼ覆っていますが,,(^^;;;;;;;;;




そして,センサーから1mほど離れた地点で検知範囲外と範囲内を出入りするように左から右,右から左と歩いてみました。




さすがに,どちらから来て去っていったかぐらいは分かる感じですね(^^)



今回試してみて,何となくこのセンサーの働き方が見えました。

ロボットなどに組み込んで使うには反応が速くないと追尾とかできないので,どこまでできるのかやってみないと分かりませんね。

対象がじっとしていると検知しない問題は,多分センサーの方を動かせば良いはずなので,ロボット自体が動くか,センサーをサーボなどで動かすとかやってみましょう。

ま,ぼちぼちとです(^^)。