JPの「はがきデザインキット」のインストール版が使えなくなりました。

宛先データをCSV形式のファイルで書き出す機能だけ残っていたので,CSVファイル経由で年賀状ソフトを切り替えました。


CSV(Comma Separated Value)ファイルはカンマ(" , ")で区切られたデータが順番に並んだシンプルなテキスト形式のファイルです。

ただ,CSVファイルと表計算ソフトの仲はなかなか気遣いが必要で,過去にも何度か痛い目にあったので気は使います(^^;;;;;。


CSVファイルは以下のようなイメージで扱っています。


1.CSV(Comma Separated Value)ファイル
 このファイル形式はカンマ(" , ")で区切られたデータが単なる文字として並んでいます。

住所録もベタにならんだ文字で,メモ帳などで開けます(^^)



ただ,CSVファイルを作る時の文字のコードと読み取る時の文字コードが違っていると文字化けして読めません(^^;;;


2.表計算ソフトとCSVファイル
 表計算ソフトとCSVファイルの仲が微妙なのは,ひとえに表計算ソフトの少々お節介な性格にあると思います(^^)。

表計算ソフトはセルに入力されたデータが文字データか数値データかを判断しますが,生来,数値と思いたいという性格が強いようです。

このため特に住所録の番地で1-2-3などというのを見ると,意味のある数値にしたがります。



このため,他のソフトで作ったCSVファイルもこの洗礼をうけます。



3.CSVファイルはファイルをダブルクリックで開かないように!!
 たぶんCSVファイルはPCの内では何らかの表計算ソフトで開けるように関連付けされたアイコンで示されます。

この誘惑は絶ち,CSVファイルの内容を見たいならテキストエディターで開きます。

もし,CSVファイルをダブルクリックして開くと上述の表計算ソフトの洗礼を受け,あわててファイルを閉めると,壊されたまま保存されて元に戻らなくなります。過去に何度かなりました,,(^^;;;;;;;。



4.CSVファイルは表計算ソフトを立ち上げてからインポートするように開く
 これは表計算ソフトによって出てくるガイドが違いますし,ソフトによってはバージョンが違うと手順や言葉遣いがコロコロと変わるので,気をつけてやっていく必要があります。

要はCSVファイルを表計算ソフトで読み込む時にデータが数値なのか文字なのかを明らかにしてから読み込む,という事ですね。

LibreOfficeのCalcのガイド例です。






5.最初に作成したCSVファイルは必ずコピーを作って保存してから次の操作に移る。
 CSVファイルは次のソフトに何をされるか分かりません(^^;;;;;;;。

ま,何でもそうでしょうけど,,オリジナルのデータは必ずバックアップを作り,別の名前で保存しておくべきですね。



以上,自戒でした(^^;;;;。

ちなみに宛名書きのソフトは「はがき作家」のフリー版にしました。CSVの読み込みもスムーズにできて良かったです。

文書側のデザインは何とでもなりますが,宛名はぴったりおさめるのは難しいので助かります(^^)。