赤外線UARTシリアル通信でRCサーボをコントロールするヘドバン・キャットを作ってみていますが,基板にはんだ付け実装して組み立ててみました。

今までの経過です。
赤外線UARTシリアル通信でRCサーボをコントロールしてヘドバン・キャットを無線化してみた
RCサーボで動くヘドバン・キャットのコントロール部をATtiny1604に移行してみた



大まかなハード構成やソフトは上記の経過の通りですが,実装時のトラブルもあったので下記にいろいろメモしておきます。


組み立てたところです。







実装時の配線のメモです。

・送信部




・受信部






【基板実装と組み立てでのトラブル!】
 基板に配線し,サーボを台に取り付けたところで異常動作が頻発し,,かなり手間取りました(^^;;;;;。

1.サーボが振り切れる角度まで暴れる
 送信を開始するとサーボが振り切れる角度まで暴れる動作が起こり,ソフトのエラーかハードの問題か分からず,困惑しました。

 基板を小さくしたのもあってサーボのノイズの影響が大きくなったのが確認されました。結局のところサーボ電源を完全に別にすることで何とか解消されました。

 これは基本的な事の無視でしたね(^^;;;。

 なお,これが分かるまでに無理な動作がたたって,ヘドバン用サーボ(Y軸)が壊れてしまい交換しました(;_;)。


2.サーボが細かく振動して止まらなくなる
 台に固定して動作を試していると,時々体の傾斜担当(X軸)のサーボが細かく振動して止まらなくなりました。次のコントロール信号が入ると一瞬止まったりまた振動を始めたりで,不安定でした。

 台ごと手で持ち上げると振動が無くなるので,どうやら重みのかかっているサーボが位置決めの際に行ったり來たりしてしまうようでした。

 台にサーボをがっちりつけると振動の逃げ場がないので,サーボと台の間にねじ止め部も含めて厚めの両面テープを挟んで止め,台にゴム足風にテープをつけると振動はほぼ無くなりました。

 今回はこれでお茶を濁しておきますが,,根本的には重量を支える軸を別に作り,サーボの負荷を減らすべきでしょうね。




以上,目的の一つであったヘドバン・キャットの無線化が曲がりなりにもできたので,良かったです。

工作は実際に作っていくといろいろあって,,,,ま,これが面白いところでもありますかね(^^)。