UARTシリアル通信を赤外線通信化する目処はたちました。

赤外線リモコン受信モジュールを使ってUARTシリアル通信を赤外線通信化してみた


試作では受信側は赤外線リモコン受信モジュールで復調したUART信号を受け取るだけですが,送信側には信号の変調作業があります。

ここは40円マイコン(^^;;; ATtiny202を使って変調作業を担当させればモジュール化にもつながるのでは?と思い,試してみました。



1.送信側の構成
 送信側のSeeeduino-XIAOから出力したUART信号をATtiny202で一旦受け取り,変調した信号で赤外線LEDをコントロールします。





2..ATtiny202のプログラムと出力
 ATtiny202ではA2ピンで受け取ったUART出力信号がLOWであれば変調をかけてA3ピンから赤外線LEDに出力する,,,というなかなかに大雑把な短いプログラムです(^^;;;;;;。





このプログラムではloopやif文のタイミングでパルスの微調整が必要かと思っていましたが,特に問題になる誤差は出ないようです。

DIO 0 が変調をかけた送信データ,DIO 1 が赤外線受信モジュールで復調した1byteのデータです。






3.送信,受信プログラムと受信データのモニター表示
 ATtiny202が変調を担当してくれると,送信側も普通のUART出力でプログラムできて短くシンプルにできますね。





送信側には1byte送る度にdelayを置いています。これはどうも受信側のモニター表示の処理時間のためもあるようで,,検討事項です。



思うに,ATtinyとかの設計者には叱られそうな使い方ですが,,,(^^;;;;;;

電気の知識が無いものにとって,ソフトで何とかできそうな安価なICが使えると助かるのです。

今回の方式なら送受信一体型のモジュールにして作ってみても200円はかからないでしょうしね(^^)。