良く字が見えて老眼に優しそうだったので,有機EL(OLED)のキャラクタディスプレイを使ってみました。

ディスプレイはSUNLIKE DISPLAYのSO1602AWWB-UC-WB-U ,16X2表示の白色で3.3V動作・I2C接続,秋月電子の日本語解説書がついていました。

PICAXE−20M2のカラーセンサーとのセットに接続したところです。


うーむ,思っていた以上に読みやすいですね V(^^)。

となりのRGBバックライトLCDも文字は出ているのですが,カメラの都合でバックライトしか写っていません (^^;;;

ソフト的には普通のLCDの表示プログラムとほぼ互換です。この機種ではI2Cのスレイブアドレスと表示2行目のDDRAMアドレスが異なるので,これを変更するだけで動きました。

ただ拡張機能もあって,ソフトでの輝度調整の他,2倍のフォントを使うモードとかいろいろあるようですので,必要なら試してみてはと思います。


有機ELは光の透過度を変化させる液晶と違ってドット自体が発光するので,寿命とか画面の焼きつきとか,なんか懐かしいCRTディスプレイのような問題が言われています。

でも電子工作の小さい表示器としてはオヤジにも実にくっきり見えるし,お値段も3.3V・I2C仕様ではバックライト付き液晶ディスプレイと同等ぐらいです。良いんじゃないですかね。


それはそうと,「OLED」と書くと「Organic Light Emitting Diode」,「有機EL」ディスプレイと書くと「Organic Electroluminescence」で"E"の意味が違っているのですね。 OEL Display などと表記すると余計に訳が分からなくなりそうですね。