テルミンは世界最初の電子楽器と言われていて,懐かしいヒッチコックのスリラー映画などで使われていますね。

遊んでいる学研の大人の科学のテルミンminiで,アンテナに注目です。


このような本家テルミンはアンテナと人の手(体?)との静電容量の変化で音を変えるバシバシにアナログな楽器です。



今回はmicro:bitと赤外線距離センサで音を変えるデジタルな試みで,音で遊べるテルミンもどきを作ってみました。 (^^)

組んでみたテルミンもどきです。



手や体との距離をシャープ測距モジュールGP2Y0E03で計測し,距離に応じて音の高さを変化させます。

そういえば音を出すのが無いと気づいて近所の100均でスピーカーを買ってきました (^^;;;;


距離の読み取り部は作り置きの16bit読み込みバージョンです。




また,micro:bitは音を出すブロックがたくさん用意されているので,その点ではとても楽です。

で,問題は距離と音の関係性をどうするかです。



最初はテルミンを意識して無段階に変化するようにしてみました。



しかし,,,これは手を動かして音をとるのが難しすぎました (^^;;;;;;;;;

また,音がどうしても段階になるのでスリラー系のアナログに変化するムァ〜ア〜とした音にもなりません。


という事で,小さい子と遊べるように大きな動きで音階が変わるように考え中です。

製作途中のプログラムで無理やりですが(^^;;;; ,距離の変化を5cmごとぐらいに区切るとなんとか音階がとれます。





距離と音の関係でカッコ良い変換式とかテーブルとかあれば良いのですが,なかなか難しい,,。

どうも人は(私は?)低い音は大きな動きでやっと変化し,高い音は細かい動きでも敏感に変化するという感覚があるのではないですかね。

それがどれぐらいのものなのか確かめてあわせていくと,もっと遊べるものができそうに思います。


でもmicro:bitはこういう楽しいのがやりやすい環境ですね V(^^)