ハンバート ハンバートが高田渡の「生活の柄」を唄っていて,懐かしいものを思い出させてくれました。

ハンバートハンバート 生活の柄


良いですね!
この夫婦デュオ,素朴にみえてなかなかの曲者でもあるみたいですV(^^)。

そもそもデュオの名前もフレンチポップス系をやりたいとして付けたとのことですが,「明るい戦士」的な意味合いも含めているのでしょう。

都会に生まれ育った人の音楽に対する自信と傾向にオヤジはどこかチャラン・ポ・ランタンと繋がっている雰囲気を感じます。
チャラン・ポ・ランタン:サーカス・サーカス


この曲の作曲者,高田渡はフォークソング最盛期を思い出させる歌手です。

メッセージ性の強い歌もあるもののどこかとぼけた味がありましたが,当時の私にはあまりピンとくるものではなかったですね。

しかし,40年以上の歳月が流れて振り返ってみると,彼の吟遊詩人のような姿はずっと変わらず,その価値を見直したものです。


また,この曲の作詞者は山之口貘です。
この詩人もどこかとぼけた雰囲気もあるもののするどく怖く切り込んで来る人ですね。

学生時代にハマって買った詩集がどこかにあったと捜してみましたが,全集ものしか見つかりませんでした。

でも冒頭は私が好きな「襤褸は寝てゐる」でした。


なお,この詩の全体はネットで観られます。
ミッドナイト・プレス 今週の詩アーカイブ


一見地味にみえるけどかなりとがっているこのデュオにふさわしい曲と詩ですね。