デジタルノギスは液晶画面で数値が見やすいのと何となく正確そうな気にさせるので助かります。

でも,せっかくのデジタルデータなのに表示された測定値をノートに書いたり,PCに手入力するというのは勿体無いし面倒です。

そこで職場でも長年使ってきたのですが,データ出力機能のあるデジタルノギスをPCの表計算と直結して楽をする方法をとっています。

測定箇所が多かったり,同じ測定を繰り返すような時に特に便利ですね。


現在使っている機材は,以下です。
・デジタルノギス:ミツトヨ 標準ABSデジマチックキャリパ CD-15AX
・インターフェース:USBインプットツール/ABS-CD用 USB-ITN-C
・PC・表計算ソフト:Windows10PC,LibreOffice Calc



インプットツールはUSB接続でキーボードからの文字入力のようにデータを送るので,特にドライバやソフトは必要ありません。

ただ,MacのEXCEL上ではなぜか文字データとして扱われるので,数値化するには1クッション必要です。


今回は3Dプリンターの造形チェック用として有名な小型ボート・#3DBenchyを作って測定してみました。

測定ごとにインプットツールのオレンジのボタンを押してデータをPCに送ります。


内径の計測は部位によっては少し測りにくいですね。


このノギスでは煙突の深さは計測端子が入らず測れませんでした (^^;;;;;


甲板上のボックスの深さは測れます (^^)



データはキーボードからの入力と同等なので特に準備しないで白紙のシートでもワープロへの入力でもよいのですが,,入力用の表計算シートをざっと作ってみました。



それぞれ3回計測して平均値とSD,設計値との差を出しています。

ノギスからのデータは最後に[ENTER]コードも入っているので,1回データを送ると表計算では次のセルに自動的に移ります。

セルの移動方向を設定し(今回の場合は入力後右に移動),またノギスからのデータ入力範囲だけをシートの保護から外しておくと自動的に入力セルは折り返して次に項目に行くので手間いらずです。

測定値の先入観にならないように設計値は非表示にしているのですが,,,左の計測部位の図に値が出ているので意味がないので,図は次のシートに移動させた方が良いですね (^^;;;