芥川也寸志といえば芥川龍之介の三男ですが,作曲家として活躍しました。TVの音楽番組でも黛敏郎とともに印象に残っています。スマートでしたね。
芥川也寸志の音楽で今も良く耳にするのは「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」だと思います。日本的な音で,美しくまた居心地が良いのです。
NHKの大河ドラマ「忠臣蔵」のテーマ音楽も芥川ですが,何か通じるものを感じます。映画「砂の器」では音楽監督ですが,作曲は別の人のようですので,どこまで芥川色なのかは良くは分りません。
弦のユニゾンから颯爽と始まる第一楽章,ミュートをつけたヴィオラから始まる「子守唄」の第二楽章,弾むリズムで疾走する第三楽章,弦楽オケでよく弾かれるのも納得の魅力です。
二楽章の楽器を叩く音も,三楽章の弦を弓の木の部分で叩く音も,なぜか竹のような東洋的な音に感じてしまいます。
あまり深刻にならないようにしている,という作曲者の言葉もありますので,好きな旋律がきても思い入れ過多の演奏にならないようにすべきなのでしょうね(^^;;;;;
以下,動画サイトのメモです。
・TRIPTYQUE for String Orchestra
Composer / Yasushi Akutagawa Conductor / Tetsuji Honna
Japan Philharmonic Orchestra
1.Allegro http://www.youtube.com/watch?v=ICOuEHU-eTk
2.Berceuse(Andante) http://www.youtube.com/watch?v=JXR7iYBJS0Q
3.Presto http://www.youtube.com/watch?v=rakmUTfvbak
適度なテンポで,すっと弾いているのがこの曲に合っているような,,。
・47 Ronin from NHK-TV drama, in 1964
composer: Yasushi Akutagawa orchestra: Concert Regnie
http://www.youtube.com/watch?v=PVw6cs4EzKY
竹の音がぴしっ,良いですねえ。