正月ということで,新春歌舞伎などを見ています。

声の通る人,そうでもない人
踊りのきまっている人,少し動きが大きいとか小さいとか感じる人

いろいろと個性もあって面白いものです。

それにしても,全ての出演者に感じるのは所作の美しさ。

凛とした立ち姿から,それぞれの動作がピタッときまるまでの
動作そのものが,手の先からつま先まで訓練され
もう本能とまでなっているようです。


ふと考えると

私達がPerfumeに感じているのも,この所作の美しさのようです。
小さい頃から良く訓練され,自分たちのものとなっているのでしょう。

何気なさそうに手を動かしても,各瞬間ごとに美しさを保っています。

代々木の前のビデオ撮りで詩吟も披露していましたよね。

時とするとスクールの発表会などでは,発声やダンスに
癖のある変なクサさがみうけられるグループがいますが,,,

Perfumeは規格外の音と振り付けと自分たちの才能とクルーによって
昇華されていて,良い基礎を持っているという長所になっています。


基礎を持っているものだけが崩すことができます。

何事にも,品のある美しさが必要だとしみじみ思う元旦です。