パフォーマンス向上スペシャリスト岳のmy own wards -11ページ目

パフォーマンス向上スペシャリスト岳のmy own wards

岳 大宮司の雑記やダイエットに役立つ情報を不定期に発信します

アスリートのトレーニング指導でフォームの説明をしているときに、事細かに1から言うより、

抽象的なキューイングを使うことが多々あります。(特に動作の最中は)

擬音を使う時は

例えば、ルーマニアンデッドリフト時に







『背中ピーンとしたまま、ケツをプリーーンと突き出して、最後グュンて締める。』

みたいな。。。



比喩だと、

江頭2:50の


みたいに突き出してからの





ドーーーン

とかね。

昨日は最後のお尻の収縮が弱いアスリートがいたので上手く伝えようと試行錯誤してたら、

隣にいたマモル選手が




これだろ、『ケツ割り箸』


おぉ~~100点の答えが降ってきた。

女性に絶対言えないけど、分かりやすいわぁ。

選手から教えてもらいました~~(o^-^o)

皆さん、

パクっても良いですよ。



アスリートの指導に関して、一貫して変わらないことが、

筋トレや走ることがあくまで試合に勝つための『手段』の一つであって、それら自体を行うことが『目的』であってはならないということ。

僕が深く携わっているMMAやボクシングでよくチャンピオンクラスの選手達がトレーニングを動画で公開してますよね。

パッキャオが腹筋何百回もやってたり、筋トレじゃないですが、GSPがハードルジャンプやってたり、体操してたりと。

模倣するのは簡単ですが、それを何の為に行っていて、何故この時期に、このタイミングで、この強度で、この回数行うのか説明出来るのか?

昔、先輩トレーナーの会社で学ぼうと面接にいき、いきなりこの様な事を突っ込まれて頭の中が真っ白になり、その後何を聞かれても「分かりません。」と答えてたことがあります。

当時はトレーニングプログラムを作成する知識や技術が無かったので、諸々のトレーニング雑誌、書籍、ウェブや自分の乏しい経験等から、一般的に普及されている運動をプログラムにただ『ブチ込んでる』だけだったんですね。

スクワットやクリーン、走ることを行うことによる身体への効果が目的ではなく、

スクワットやクリーンをすること自体が、そしてそれらの運動をプログラムに入れること自体が目的になってしまっていたんです。

それらを行うことが競技能力に直結するパワーリフティングやウェイトリフティングなら話は別ですが。

何の為に
何故この時期に

高重量のスクワットを課しているのか、HIITの様な高負荷な心肺トレーニングを課しているのか?逆にクリーンは行わせないのか?

別に毎日10km走ることも良いだろうし、かるーーい重さでスクワットやるのも良いですよ。

ただ、それによって望むべき効果を本当に得られてますか?

新しいツールや方法を活用するのも良いですが、それを行うことによってどの様な効果をアスリートに得られますか?

そこの団体のインストラクターが言ってること鵜呑みにして行わせてない?

とにかくその流行りの『単語』にとっつくことが目的になってませか?

繰り返しますが、

トレーニングは『手段』です。

『目的にしてはいけません。

目的になってしまっているアスリートならもう一度トレーニング内容を再考してみるのが良いでしょう。担当トレーナーから望むべき答えが返ってこないなら、トレーナーがいないなら僕の指導を受けてみてください。

トレーナーならもう一度基本に立ち返り、あなたの担当アスリートに処方している内容は今の時期、今のレベルにあっているのか再考してみてください。分からなければ相談に乗りますよ。

ウェイトトレーニングや心肺トレーニングは身体能力向上のための手段であって、僕らトレーナーのエゴを満たす道具ではありません。




UFC日本大会後に立て続けにトレーナーさんやアスリートに相談を受けたので、大勢に同時に僕の意図を理解してもらうために長文を記しました。

先週の日曜日、世界一のMMA(総合格闘技)団体、UFCの日本大会が開催され、僕がフィジカル&コンディショニング指導をしている選手が2人出場しました。


今回で15試合目(一番長く試合数も多いです)の水垣偉弥選手

元々大阪で練習をしており、アメリカで意気投合した田中路教と共に歩む為に東京に出てきた今回初めて担当する石原夜叉坊選手

結果としては、

水垣が勝利
夜叉坊が引き分け(UFCで引き分けは極めて珍しい)

でした。

夜叉坊はこの試合がUFCとの本契約を掛けたTVショーとリンクした『Road to UFC』の決勝で、引き分けでしたが契約は出来たので御の字でしょう。

共に日本トップクラスで世界と闘える身体能力を持ち合わせており、つくづく僕は選手に恵まれていてトレーナー冥利に尽きます。

僕が出来ることなんて彼らの持っている才能に5~10%貢献出来れば良いのですが、0→1にするのではなく1→1.1にすることを常に心がけていて、それを提供出来ればと常に自分をアップデートする努力をしています。

なんて偉そうなこと書いてても、選手が負ければ凹みますし、辞めたくもなります。今回も1R素晴らしいパフォーマンスを魅せていた夜叉坊が2R途中からいきなり失速したのも僕のトレーニング処方に問題があった可能性がありますし、それを選手をせいにするのではなく何が出来るのかを常に再考することによってお互い成長出来てくるのだと思います。

本当に生き残ってくれた選手達には最大限の感謝です。

ありがとーーーーございます。

特に水垣くんとまた闘えることが出来て本当に良かったと実感しています。
お疲れ様でした。


さて、先週お休みしてしまったチームの選手達のトレーニング再開しますよ。