2024/2/22~2/25開催の「ボカコレ2024冬」に、私がPをしています男性ボカロGS「ザ・ヴォーカロイズ」が歌う2曲「鵲、懸クル晩冬」「こうきょう曲」及び、ランク対象外のボーナストラック「夢のハート・タウン」「あと一日、秋に寄す」の2曲、合計4曲をリリースしました!

 

[ボカコレ参加2曲 ジャケットです(遠くて近い夏をのぞむメンバーたち)]

 

 

今や、「ボカロの祭典」として、広く認知されるに至った、年2回開催の「The VOCALOID Collection」、通称「ボカコレ」です。

 

 

 

前回、昨年8月の開催から、約半年の時を経て、今回「ボカコレ2024冬」開催の運びとなりました。

 

 

ここのところ、ボカコレ以外でも、各種投稿祭が目白押しで、そのイベントに参加しつつも、メインイベントとなるこのボカコレに参加するべく、ハードなスケジュールを調整して力作を投稿してくるのは、毎回、本当に感心させられます。

 

 

端くれPである私も、これを見習わんと欲し、自分の趣旨に合いそうな各種投稿祭には積極的に参加、そしてやはりボカコレには、必ず投稿しようと心に決め、万障繰り合わせの挙げ句、何とか出すことができました。

 

 

とはいえ、夏うたを主軸としている私、真逆の冬うた制作はあまり得意ではなく、まずTOP100参加曲となる「鵲、懸クル晩冬」ができ、やっぱり一曲だけでは寂しいなと思い、せっかくだからネタ曲投稿祭参加曲も片面に作ってしまえ!ということで、エイヤッ!でできたのが「こうきょう曲」ということです。

 

 

以下が、そのライナーノーツとなります(ボーナストラック2曲については、後述します)。

 

 

一曲目「♪鵲、懸クル晩冬」

バナーをクリックすると聞けます!↓

 

 

 

まず、タイトルは「かささぎ、かくる晩冬」と読みます。ザ・ヴォーカロイズ名物「海辺の街ものGS曲」の冬うた仕上げとなっています。

 

 

リードヴォーカルには、先週誕生祭を迎えたばかり、ボカロ界きっての愛されキャラ「みんなの青いお兄さん」こと、KAITOくんが担当します!

 


[清々しく、優しい歌声が特徴ですね!]

 

 

先述の通り、私は、夏うたをメインに作成していますが、この曲は、そんな愛しい夏を、メンバーとともに待ちわびる様子を、晩冬の海辺の情景と重ね合わせた、ミディアムバラードとなっています。童謡に「春よ来い」という名曲がありますが、それの夏バージョンの歌詞に、GSのビートとコーラスを乗せた趣となっています。

 

 

KAITO兄さんには「ボカコレ2023夏」参加曲「♪LOST BOARD TIME」に続いて、TOP100曲のリードを取ってもらいますが、澄み渡る冬生まれでありながら、夏の青い海と空を想わせる容姿と歌声がとても良く似合っているなと自負しています。

 

[前回の兄さんリード曲です]

 

メンバーには冬うたらしい、音数を絞った二声のコーラスで端正に歌ってもらっています。また晩冬から、春、そして夏の日々をのぞんでいるような、演奏にも耳を澄ませていただければと思います。

 

 

 

二曲目「♪こうきょう曲」

 

 

バナーをクリックすると聞けます!↓

 

 

 

2曲めのこちらは、前回「ボカコレ2023夏」から、ボカコレと一体化した、ネタ曲投稿祭部門での参加曲となります。

 

 

なお、いつも述べていることですが、ネタ曲投稿祭の運営するボカロPさん、参加するボカロPともに、人気と実力を伴った強豪ばかりで、私のような端くれPは、本来、およそ出る幕ではないのですが、それでも「皆勤」して、末席を汚すということになります。

 

 

冒頭は、クラシックで有名なあの曲のアレンジで、その名もズバリのタイトル「こうきょう曲」を具現していますが、これは、約半世紀前、やはり同曲を大胆にエレキインストロックにアレンジし、日本レコード大賞編曲賞を受賞、その後の日本のロック・ポップス界に多大なる影響と功績を残された「エレキの神様」こと、故・寺内タケシ御大へ捧げる、不肖、私なりのオマージュでもあります。

 

 

一方で、曲本編は、トラディショナルな12小節ロックンロール曲の構成で、少々意表をついたところがあります。またメロディーのモチーフは、某公益社団法人のCMジングルに由来しています(曲名も当該公益社団法人の旧名称から拝借しております)。

 

 

 

さて、肝心の歌詞は、「こうきょう」のワードの韻を踏む言葉を集め、それらを、パズルよろしく組み替えて、何となく意味が通るような構成にしております。

 

 

 

以上の点がネタ曲要素かなと思っています。

 

 

 

これを、ザ・ヴォーカロイズのメンバーが1コーラスごと、かわりばんこにリードをとり、残り3人がコーラスに回るといった構成にしています。

 

 

さて、これからのボーナス・トラック二曲は「ボカコレ2024冬」のランク対象外曲となります。

なぜかというと、これらは、昨年の晩秋11月に開催された「無色透名祭Ⅱ」での参加曲、つまり既発表曲であり、レギュレーションからランキングには参加不可のためです。

 

ただ、いわゆる「有色版」として、当時の活気を想い出しながら、ボカコレ参加の方に再聴してもらうのいいのではないかと思い、下手ではありますが、有色版ジャケットを拵えて、今回ボーナス・トラックとして付けました。

ボーナス・トラック一曲目「♪夢のハート・タウン」

 

バナーをクリックすると聞けます!↓

 

 

 

 

[ボーナス・トラックのジャケットです。我ながら、カオス感満載ですね]

 

 

まず一曲目「夢のハート・タウン」ですが、こちらはオールディーズ調の雰囲気タップリの、ハッピー・ポップスの趣です。

 

 

リードヴォーカルには、いつもキュートな笑顔と元気がいっぱいのシトラスガール、鏡音リンちゃんにお願いしました。


[リンちゃんには、第一回の無色透名祭でもリードをとってもらいました]

 

いつも春の南風が薫る「夢のハート・タウン」で、悩める人たち、悲しみに沈む人たちを、手にするタンバリンの響きとともに、明るく元気な歌声で励ますリンちゃんの姿が目に浮かびます。

 

 

ザ・ヴォーカロイズのメンバーも、弾む演奏とドゥワップ調のコーラスで、しっかりとサポートしています。

 

 

ボーナス・トラック二曲目「♪あと一日、秋に寄す」

 

 

バナーをクリックすると聞けます!↓

 

 

 

 

 

ボーナス・トラック二曲目「あと一日、秋に寄す」、こちらは、美しい秋の日の情景を感じ取れる、ミディアムバラードの小品です。

 

 

リードヴォーカルには、これまた可愛い笑顔とナイスバディで人気抜群のボカロガール、「メグッポイド」ことGUMIちゃんにお願いしました。

[大人の女性と少女の魅力を兼ね備えたGUMIちゃんがリードです]

 

実はこの曲、制作は予定していなかったのですが、無色透名祭では一人二曲まで参加可能ということで、すでにできていた「夢のハート・タウン」の対になるような楽曲を作りたいと、徐々に意識が芽生えてきました。

 

 

しかし時は、あと一日で予約投稿締切となるタイミング、半ば諦めながら秋の街角を歩いていたとき、急にメロディーと歌詞の一部がフッと頭によぎりました。

 

 

行けそうだと思い、慌てて帰宅するやギターを抱え、時にペンに持ち替えて歌詞を紡ぎ出し、データ化の後、何とか予約投稿締切に間に合いました。

 

 

賢明な皆様にはご承知の通り、曲名は上記の騒動がきっかけとなっております。

 

 

歌詞もメロディーもコーラスもシンプルな仕上がりですが、オーボエを吹いては歌うGUMIちゃんを、お兄さんの「がっくん」こと神威がくぽ くんが、サイド・ヴォーカルで仲睦まじさを演じ、残り3人のメンバーも端正なコーラスでこれを支えてくれている様子を、ぜひご堪能下さい。

[きょうだい想いのイケメンお兄さんです]

 

 

以上、過去のアーカイブ曲同様、是非ご愛聴の程宜しくお願い致します。


また、ご感想やコメントを頂けると有難いです。

 

 

Personnel(このGSにおける設定)
氷山キヨテル Keyboards、vocal、leader
KAITO 12st.Guitar、vocal
神威がくぽ Bass(pick playing)、vocal
鏡音レン Drums(regular grip)、vocal

 

Special guest (In the bonus tracks)

鏡音リン Tambourine、vocal

GUMI       Oboe、vocal

 

なお、この作品には、singer song writer Lite9を使っています。
お手頃価格の国産DTMで、初心者の方でも非常に使いやすく、
それでいて、高いクオリティのものが仕上がる私の一押しです。

 

インターネット Singer Song Writer Lite 9 SINGER SONG W... インターネット Singer Song Writer Lite 9 SINGER SONG W...

10,098円

楽天