おはようございます。

 

 

ここの所、うだるような暑さが続いておりますが、今日から数日は梅雨前線が南下して、梅雨空に戻ると、盛んに喧伝しています。

 

 

予報では、週末には回復し、首尾よく、こういけば、晴れて梅雨明け宣言を高らかにしようというのが、どうやら気象庁の考え方のようです。

 

 

「こんなに酷暑なのに…」と思う方も多いかもしれませんが、昨年のことを思い出していただければ、気象庁の気持ちが手に取るようにわかるはずです。

 

 

 

関東地方でいくと、驚愕の6月末に梅雨明け宣言を行い、日頃から「夏が10ヶ月あってもいい男」を公言して憚らない私も、このときばかりは流石に「ちょっと早すぎんじゃないのか」と直感的に思いました。

 

 

 

果たして、数日は猛暑日になったのはそこから数日で、あっという間に梅雨空に逆戻り。気象関係は「戻り梅雨」という、頼みの綱のエクスキューズ・ワードを用いて何とか凌いだ挙げ句、7月末、平年さえも遅い梅雨明け日の大修正を、ジクジたる思いで、のちに行ったのは、記憶に新しいところです。

 

 

 

庶民的感覚からいくと、あれを「修正」とするのは、申し訳ないけど苦しすぎて、限りなく「誤報」に近いものだとは思います。

 

 

 

 

そんなわけで迎えた今年。周りからの「もう梅雨明けじゃねーの」という声の圧力にも耐えしのんでいるのは、そんな事情があるからです。

 

 

 

 

もし、昨年同様、周囲のムードに押されて梅雨明け速報を出した挙げ句、梅雨空が戻ってしまうことは、いくら自然相手とはいえ、絶対NGの筈。有り体にいうと、ひいては気象庁職員個々のキャリアパスにも影響しかねないという事態になります。

 

 

 

だからここは公務員の本分?らしく、超保守的に動いていると、私は思っています。

 

 

 

したがって、もし週末の梅雨明けのチャンスを逃すと、ズルズルしたのち、ヘタをしたら「宣言無し」という展開も…、もちろんそうは思いたくないですが、頭の片隅にはあるのです。

 

 

 

そうすると「西暦末尾3の年は、短い夏」という忌まわしきジンクスが、また確固たるものとなってしまうのです。

 

 

 

本格的な夏が、いつまでも人一倍、恋しい私。もちろん、スカッとした梅雨明けとともに、夏の青空を待っているのです。

 

 

 

今日も一日宜しくお願い致します。